概要
400mAh のリチウムイオンポリマー電池が ESP-WROOM-02 で動作するか検証してみました
環境
- ESP-WROOM-02開発ボード
- リチウムイオンポリマー電池400mAh
- 小型のリチウムイオン電池充電器(マイクロUSBタイプ)
- 2ピンJST-PHコネクタ・ピッチ変換基板(スイッチ付き)
- Mac OS X 10.11.3
- Arduino IDE 1.6.7
- Arduino core for ESP8266 2.1.0
今回はブレッドボード上でリチウムイオンポリマー電池を動作させるためピッチ変換基盤を使います
ピッチ変換基盤のハンダ付け
ヘッダピンの部分を 4 箇所ハンダ付けすれば OK です
なぜか 6 ピンだったので 4 ピンにニッパで切り落としてからハンダしました
リチウムイオンポリマー電池の充電
MicroUSB を普通にコンセントに接続して充電します
充電中は LED が赤色に点灯するようです
充電が完了したら LED が消灯します
フル充電まで 1 時間ほどかかりました
コネクタを使って WROOM と配線する
リチウムイオンポリマー電池を使った配線の全体図は以下の通りです
大本の配線は光センサを使ったアナログリードの配線になっています
この配線から電源部分だけをリチウムイオンポリマー電池に交換します
あたりまえですが、microUSB で供給していた電源を抜いてください
簡単に説明すると
- コネクタGND -> WROOM GND
- コネクタ + -> WROOM VIN
に接続してください
それ以外の配線は前回の配線のままになります
あとはコネクタにリチウムイオンポリマー電池を繋げば勝手に電源が入って WROOM が起動するはずです
自分はこの配線で問題なく光センサが動作することを確認しました
最後に
ESP-WROOM-02 をリチウムイオンポリマー電池で動作させてみました
今回使ったコネクタはボード上にスイッチも実装されているため電源の ON/OFF も制御できます
「コネクタ + -> WROOM VIN」だった配線を「コネクタ SW -> WROOM VIN」に変更するだけでスイッチを使うことができます
最近使い始めた ESP-WROOM-02 ですが、リチウムイオンポリマー電池でも動くとなるといよいよこれ以外を使う理由がなくなってきました
Tips
プログラムにもよりますが連続稼働の時間を計測してみました
フル充電の状態からずっと WROOM を置きっぱなしにしてみたところ約 5 時間半で充電がなくなり WROOM が停止しました
単純なプログラムでも 1 日連続稼働は厳しいかもしれません
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