2016年11月20日日曜日

ワイヤーストリッパーなしでジャンパケーブルやワイヤーの皮を剥く方法

概要

ワイヤーストリッパーとはケーブルの皮を剥いて銅線を露出させるための工具です

これを使うと簡単に皮を剥くことができます
今回はこのワイヤーストリッパーがないときにニッパとラジオペンチを代わりに使って皮を剥く方法を紹介します

環境

  • ニッパ
  • ラジオペンチ

剥く対象

今回はユニバーサル基板などで配線するときに使う「耐熱電子ワイヤー」を剥いてみました
peel_wire1.jpg

手順

まず左手にラジオペンチを持ちワイヤの残したい端の部分をはさみます
peel_wire2.jpg

そしてニッパの背中部分をピッタリとラジオペンチに合わせて右手で持ちますポイントは本当にピッタリとつけないうまく剥けません
peel_wire3.jpg

そして、右手のニッパを軽くワイヤーに挟んで手前だけテコの原理のようにして開きます
peel_wire4.jpg

左手のラジオペンチはしっかりと握りましょう
ラジオペンチの固定が弱いと開いた時にワイヤーがラジオペンチからスルスルと移動してしまいうまく剥けません
右手のニッパは握りすぎるとワイヤーが切れてしまいます
ワイヤーの皮の部分に軽く引っかかるくらいの力で握りましょう

ちゃんとラジオペンチ側とニッパ側でワイヤーが挟めていればあとはテコを利用して皮を剥くのでスルリと剥けると思います
peel_wire5.jpg

最後に

ワイヤーストリッパーなしでケーブルの皮を剥く方法を紹介しました
ポイントは右手と左手の力の入れようだと思います
力が強すぎるとケーブル中のメッキ線まで切ってしまうし、弱すぎると皮が剥けません
その辺の間隔は経験を重ねて覚えるしかないと思います

ワイヤーストリッパーがあれば簡単ですが、実はこの方法に慣れてしまうとこっちのほうが正確かつ素早くできる気がしなくもないです

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