概要
ATmega328p が動作する Arduio Pro mini を試してみました
サンプルのスケッチを書き込んで動作確認まで実施してみます
環境
- Arduino Pro Mini 328 3.3V 8MHz
- Arduino IDE 1.6.7
- FTDI USBシリアル変換アダプター(5V/3.3V切り替え機能付き)
とりあえず配線
とりあえず配線して電源を入れるところまでやってみます
Arduino Pro mini は購入した時点でヘッダピンのハンダ付けはされておりません
なので、付属の 12 ピンのヘッダピン x 2 とシリアル通信用の 6 ピンのヘッダピンをハンダ付けしてください
でシリアル用のピンに USB のシリアル変換アダプタを接続します
あとは PC と接続すれば電源が入ります
シリアル変換アダプタの電圧変換用のジャンパピンは 5V 側にしておきます
電源が入ると 10 ピン付近にあるボード実装上の緑色 LED が点滅します
サンプルスケッチを書き込んでみる
Arduino IDE の設定
まず Arduino Pro mini にスケッチを書き込むための設定を Arduino IDE にします
Arduino Pro mini の裏側にスペックが記載されているので確認します
5V, 20MHz までサポートしているのがわかります
この設定で Arduino IDE にも設定してあげます
設定する箇所は 2 つです
- ツール -> マイコンボード -> Arduino Pro or Pro Mini
- ツール -> プロセッサ -> ATmega328 (5V, 16MHz)
を選択しましょう
たぶん、最近のものであれば上記を設定しておけば問題ないです
スケッチの作成
サンプル用のスケッチを作成しましょう
とはいってもただの L チカスケッチです
int PIN = 12;
void setup() {
pinMode(PIN, OUTPUT);
}
void loop() {
digitalWrite(PIN, HIGH);
delay(1000);
digitalWrite(PIN, LOW);
delay(1000);
}
書き込みと動作確認
書き込んで LED が点滅することを確認しましょう
最後に
Arduino Pro mini を初めて動作させてみました
まだ詳細には追っていないので何とも言えませんがスケッチはほぼ 100% Arduino UNO 互換で書けるのではないでしょうか
このブログで何度も紹介している ESP-WROOM-02 も Arduino 互換で Arduino Pro mini も当然のように互換だと思います
同一の Arduino スケッチで 3 つのマイコンを制御できるようになるので、どれを使ってもいいような感じですが、電力やスペースなどの用途に合わせてマイコンをチョイスできるようになったので、かなり良い武器を手に入れたと思います
内蔵LED (赤) は 13ピンの OUTPUT で制御できます
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