2017年3月8日水曜日

nekoboard2 で遊んでみた

概要

発売日に速攻で手に入れた nekoboard2 で遊んでみました
とりあえずセットアップから Scratch で「スライドバー」と「ボタン」と「音センサ」を使ってみました

環境

  • Mac OS X 10.10.5
  • Firefox 46.0.1
  • nekoboard2
  • Scratch 2016/05/12 時点

プラグインのインストール

https://cdn.scratch.mit.edu/scratchr2/static/__7722e47b45e37d335bfe24de10132402__/ext/ScratchDevicePlugin.dmg

をダウンロードしてインストールします
dmg を実行するとプラグインフォルダにドラッグアンドドロップするように Finder に言われるのでその通りにします
プラグインのインストールが終わったら Firefox を再起動しましょう

ちなみに Chrome の場合は別途プラグインのインストールも必要になります

スクリプトの作成

https://scratch.mit.edu/

にアクセスします
ユーザ登録はしてもしなくても OK です
「やってみる」をクリックしてスクリプト作成画面を開きます

拡張機能を追加する

まずは拡張機能を追加しましょう
「拡張機能を追加」ボタンがあるのでクリックします
try_nekoboard2_add_extension.png

すると拡張できるデバイスの一覧がでるので「PicoBoard」を選択して OK をクリックしましょう
これで nekoboard2 が Scratch で使える準備ができたので USB ケーブルを使って Mac と nekoboard2 を接続しましょう
try_nekoboard2_connected.jpg

写真だとわかりづらいですが、問題なく認識されていると TX, RX が点滅します

あとは「スクリプト」から各パーツを右ペインにドラッグアンドドロップしてスクリプトを作成すれば OK です
今回は「イベント」「制御」「見た目」「その他」にあるパーツだけを使いました
以下では各センサを使ったサンプルを紹介します

スライドバーを使ったサンプル

try_nekoboard2_sample_slidebar.png

スライドバーを使ったサンプルです
右、左にスライドさせるとブラウザ上の猫が踊ります

ボタンを使ったサンプル

try_nekoboard2_sample_button.png

ボタンが押された時に「You can do it !」と猫がしゃべります
それ以外の時は「Please push the button …」と言っています
ポイントは「もし … なら … でなければ」の制御パーツを使う必要がある点で「もし … なら」のパーツだとボタンを離しているときの処理がないため、一度ボタンを押すとずっと押したときの状態になってしまいます

音センサーを使ったサンプル

try_nekoboard2_sample_sound.png

猫が寝ている状態で nekoboard2 に話かけると「Be quiet !」と言って怒ります
サンプルは音センサーの値が 20 以上ですが、20 でもかなり静かな音を拾えるのでもっと値を大きくしてもいいかもしれません

最後に

nekoboard2 + Scratch を使った簡単なサンプルを紹介しました
あとは抵抗センサと光センサがありますが、たぶん同じような感じでできると思います

ボード上のチップを見るとうっすら Atmel と書いてあるような気がするので Arduino スケッチも動くかもしれません
ただ、I/O はほとんどないっぽいので、他のデバイスの制御はちょっと難しい気がします

うーん、Scratch をもうちょっと使ってみて nekoboard2 をゲームのコントローラに見立ててゲームっぽいものを作る感じかな

参考サイト

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