概要
前回 RaspberryPi にカメラモジュールを追加してコマンドラインから撮影できるようにしました
今回はカメラモジュール用の Python ライブラリを使ってプログラムからカメラを制御してみました
環境
- Raspberry Pi Type B Single Board Computer 512MB
- Raspberry Pi Camera Module Rev1.3
- Raspbian 8.0 (Jessie)
- Kernel Version 4.1.7+ #817
- Python 2.7.9
- python-picamera 1.10-1
カメラモジュール用のライブラリのインストール
apt-get コマンドでインストールします
- sudo apt-get install python-picamera
Python スクリプト
インストールしたライブラリを使ってカメラを制御してみます
- vim take_a_picture.py
import picamera
resolution_width = 720 # max 2592
resolution_height = 480 # max 1944
camera = picamera.PiCamera()
camera.resolution = (resolution_width, resolution_height)
camera.led = True
camera.hflip = False
camera.vflip = False
camera.capture('image.jpg')
特に説明する必要はないと思いますが簡単にポイントだけ説明すると camera = picamera.PiCamera()
で camera オブジェクトを作成します
あとは capture
で指定したファイル名で静止画を撮ります
それ以外はオプションで解像度や撮ったときに LED を光らせる設定があります
hflip と vflip はカメラの向きを判定することができます
True を設定すると反転するので、カメラを設置した向きに応じて True, False を設定してください
それ以外にもいろいろな設定ができるので公式のドキュメントを参考にしてみてください
あとは実行するだけです
実行は直接 python コマンドで実行すれば OK です
- python take_a_picture.py
最後に
python-picamera を使ってカメラモジュールを制御する方法を紹介しました
他の Python ライブラリとも連携できるのでかなり応用ができそうです
RaspberryPi であれば Wifi ドングルを使えば簡単にネットワークに接続することもできるので、インターネット越しにライブビデオや写真を制御したり何かも実現できます
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