概要
前回 Storage Gateway のファイルゲートウェイで nfs インタフェースを作成しました
前回は VM でマウントしたのですが、今回は ESXi でマウントしてみたいと思います
nfs インタフェースを持った Storage Gateway の作成は前回の記事を参考してください
環境
- VMware vCenter Server 6.0.0u2
- VMware ESXi 6.0.0 3620759
- AWS Storage Gateway (20170322 時点)
- AWS Storage Gateway Appliance
- Ubuntu 16.04
nfs デバイスのマウント
vSphere Client を開いて
ホスト -> アクション -> ストレージ -> 新しいデータストア
を選択します
タイプの選択で「NFS」を選択します
バージョンは NFS3 を選択します
データストア名とフォルダ、サーバを入力する画面で Storage Gateway に作成したファイル共有の情報を入力します
フォルダには設定したバケット名をサーバ名は Storage Gateway の IP アドレスを設定します
これで OK し作成を完了します
Storage Gateway の nfs インタフェースを使ったデータストアが一覧に表示されると思います
試し手に VM のディスクとしてに割り当ててみる
以下のような感じで VM にディスクを割り当てます
データストアを追加したデータストアに変更するので注意してください
今回は20GB 分割り当てます
そしてフォーマットしマウントします
parted --script /dev/sdb "mklabel msdos"
parted --script /dev/sdb "mkpart primary 0% 100%"
- mkfs.ext4 /dev/sdb1
- mkdir -p /mnt
- mount /dev/sdb1 /mnt
- df -h /dev/sdb1
VMware 環境の場合はディスクは vmdk ファイルとしてデータストアに保存されます
そしてこの状態で s3 を見ると s3 側にも vmdk ファイルが存在することが確認できると思います
最後に
Storage Gateway の nfs を ESXi のデータストアとしてでマウントする方法を紹介しました
iSCSI のときは ESXi にはマウントできたのですが、それを VM に割り当てるとうまくフォーマットできませんでした
nfs だとうまくフォーマットし、マウントすることで VM 上でファイルシステムとして使用することができました
きっと iSCSI もできるはずですが、原因は未だに不明です
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