概要
CentOS6 系は supervisor をインストールするのによく EPEL を使います
EPEL を使って yum install で supervisor をインストールすると supervisor の 2 系がインストールされます
2 系でも動くのは動きますが、いろいろと問題があったり使えない機能もあるのでやっぱり 3 系をインストールしたかったのでインストールしてみました
環境
- CentOS 6.6 Final
- Supervisor 3.2.1
- Python 2.6.6
- Pip 7.1.0
既存の supervisor を削除
もし、EPEL でインストールしている場合は削除しましょう
- yum remove supervisor
Supervisor3 をインストール
python の pip を使うことで Supervisor3 をインストールすることができます
- yum -y install python-pip
pip はお好きな方法でインストールして OK です
てっとり早いので yum でインストールしました
あとは pip を使って supervisor をインストールします
- pip install supervisor
すでに pip で supervisor の 2 系をインストールしている場合は upgrade すれば OK です
- pip install supervisor -U
これで Supervisor3 のインストールは完了しました
で、一つ大事なのは依存しているパッケージで meld3 というパッケージがありこれが最新版の 1.0.2 だとエラーが発生するので 1.0.0 にダウングレードします
- pip install meld3==1.0.0
これで正常に supervisor を動作させることができます
設定ファイルを作成する
pip でインストールすると設定ファイルが自動で作成されません
なので、雛形となる設定ファイルを作成しましょう
- echo_supervisord_conf > /etc/supervisord.conf
起動および停止方法
yum のインストールとは異なり起動スクリプトも作成されません
起動および停止は以下のコマンドで実施できます
- 起動
- supervisord -c /etc/supervisord.conf
- 停止
- pkill supervisord
最後に
紹介は以上です
2 系は command が sh で動いていたり、kill が正常に動作しない場合があったりと不安定なイメージがあります
3 系だと起動スクリプトがないですが、作ればいいという話でもあるので、できれば 3 系を使ったほうがいいと思います
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