概要
blender 2.82 に FaceBuilder というアドオンがあります
これを使うと自分の顔などを 3D モデリングすることができます
今回はアドオンのインストール方法と簡単な使い方について紹介したいと思います
環境
- blender 2.82
- KeenTools FaceBuilder for Blender 2.0
アドオンのインストール
https://keentools.io/download/facebuilder-for-blender にアクセスしアドオンをダウンロードします
keentools_2.0.0_facebuilder_for_blender.zip
というファイルがダウンロードできました
次に blender を開き
Edit -> Preferences -> Add-ons -> Install
を選択します
そしてダウンロードした zip ファイルを選択します
一覧にアドオンが表示されチェックされていれば OK です
Add -> Mesh -> FaceBuilding Head が追加されているので選択します
するとライセンスに了解し Core Library というアドオンを追加でインストールするように促されるのでインストールします
どうやら無料のライセンスは 14 日間しか使えないようです
試しに使ってみる
今度は Add -> Mesh -> FaceBuilder Head でオブジェクトを追加できます
追加すると以下のように顔が表示されかつプロパティに FaceBuiilder 用の欄が追加されています
顔写真を何枚か用意する
FaceBuilder はいろんな角度の写真を学習することで顔のオブジェクトを作成します
なので同じサイズの横や縦、口を開けた写真などあるとより正確に顔のオブジェクトを作成することができます
今回は操作感を覚えてるだけなのでとりあえず 1 枚用意しました
写真を追加する
プロパティから「Add Images」を選択し用意した画像を取り込みます
追加した写真が一覧に表示されれば OK です
写真を選択してメッシュを合わせていく
これがメインの作業になります
先程追加した写真を選択すると写真とメッシュのビューに切り替わります
この状態で写真に合わせてメッシュを変形していきます
基本的にはクリックするとピンが増えるのでそれをドラッグして顔に合わせていけば OK です
ドキュメントを見ると最初に鼻をあわせて次にあご -> 耳 -> 目 -> 口 -> 輪郭という感じで調整すると良いみたいです
あとは細かい調整をしてメッシュと写真の顔が合うようにすれば OK です
テストなのでかなり雑ですがだいたいこんな感じにすれば OK です
写真の解像度が高いほうがメッシュを編集しやすいと思います
オブジェクトに顔のテクスチャを投影する
最後にオブジェクトに顔のテクスチャを投影します
プロパティの一覧に「Texture」という欄があるので探しましょう
そして「Create Texture」を選択します
テクスチャを作成するための画像の一覧が表示されるので先程編集した画像を選択して「OK」を選択しましょう
するとテクスチャの投影が開始されるので待ちましょう
確認
3Dビューにしてオブジェクトを確認しましょう
画像が一枚しかなかったので精度は微妙なのとちょっと気持ち悪い感じがしますがテクスチャが投影されていることが確認できると思います
黒い点になってしまうのは画像の解像度のせいかもしれません
また横から見たりすると横からの顔画像の編集をしていないので真っ黒なのがわかると思います
最後に
blender 2.82 で FaceBuilder を試してみました
無料で 14 日しか使えないので検証レベルであれば問題なく使えると思います
作成する顔の写真を多めに用意しなければいけないのが大変ですがちゃんとメッシュを編集すればかなりの精度で自分の顔を再現できると思います
ドキュメントなどは参考サイトにあるブログがオススメは Youtube のビデオだそうです
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