2020年3月7日土曜日

blender で作成した stl ファイルを X-Smart でプリントする方法

概要

blender で 3Dモデリングしたデータを X-Smart でプリントする方法を紹介します
QIDI Print に一度読み込ませるのがポイントです

環境

  • macOS 10.15.3
  • QIDI-Print 5.2.1

blender で .stl ファイルとして Export する

まずは .stl ファイルとして Export します
File -> Export -> STL で OK です

複数のオブジェクトがある場合はそれぞれを選択して .stl ファイルにすること

例えば 1 つの blend ファイルに複数のオブジェクトがある場合はそれぞれ選択して .stl にしましょう
複数選択した状態で .stl にすると QIDI Print に読み込ませたときに 1 つのオブジェクトとして扱うことになるので注意が必要です

.stl ファイルをエクスポートする際に「Selection Only」を選択しましょう
またこれは 1 つのオブジェクトをエクスポートする際にも重要で例えば見えていないオブジェクトがある場合はこれにチェックを入れなければいけません
そうしないと見えていないオブジェクトもエクスポート対象になってしまいます

QIDI Print で .stl ファイルを読み込む

エクスポートした .stl ファイルを QIDI Print で読み込みましょう
今回は blender でミリ単位でモデリングしていました
どうやら単位がミリの場合は自動的に倍率を上げてインポートしてくれるようです
複数のオブジェクトから .stl ファイルを作成した場合は各 .stl ファイルをインポートしましょう
あとはサイズや場所を調整すれば OK です

念の為 blender でモデリングしたサイズと QIDI Print にインポートしたモデルのサイズが間違っていないかは確認したほうが良いと思います

USB に書き込む

あとは右下にある「準備する」から「リムーバブルディスクに保存」を選択します
すると USB のルートディレクトリに .gcode ファイルが作成されています

プリントする

あとは USB に書き込んだ .gcode ファイルを X-Smart 側で選択すれば OK です

最後に

blender でモデリングしたデータを X-Smart でプリントする方法を紹介しました
基本的には blender でなくても .stl ファイルとして書き出せればあとはそれを QIDI Print で調整するだけになります
さすがに .stl を直接書き出すことはできないようです

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