2017年1月29日日曜日

ESP-WROOM-02 でとりあえず AT コマンドが送れるところまでやってみた

概要

激安 Wifi モジュールの ESP-WROOM-02 を購入したのでまずは AT コマンドが送れるところまで動作確認してみました
今回は具体的に Wifi に接続する部分は紹介せず、ハンダから AT コマンドを使った動作確認まで紹介します

環境

ハンダ

2.54mm ピッチの 10 ピンヘッダが必要になります
もちろんハンダごてとハンダも必要になります

特に気にするところはないですが、ピンヘッダを固定してハンダするとやりやすりと思います
try_wroom_handa.jpg

自分は写真の感じで固定してやったのですが、ちょっとヘッダピンが外に開いてハンダされてしまいました
仕方ないのでハンダ後にペンチでピンの角度を調整しました
テーブルがツルツルだったので、ちゃんとゴム版の上とかでやったほうがいいと思います

Mac と接続

とりあえずハンダはできたので、早速 Mac に接続します

今回購入した ESP-WROOM-02 はスイッチサイエンスさんがいい感じに実装してくれた開発ボードなので、microUSB ポートを使って Mac と接続するだけで電源確保までできます
try_wroom_connect_mac.jpg

USB シリアル通信もできるし起動用のリセットスイッチも実装されているので ESP-WROOM-02 をてっとり早く始めるには持って来いの開発ボードだと思います
電源が入ると赤色の LED が点灯します

Arduino IDE のシリアルモニタで AT コマンド送信

この状態になったら Arduino IDE を起動しましょう

ツール -> シリアルポート

で接続した WROOM のポートを選択してください
自分の場合は /dev/cu.usbserial-DA01OF0S というポートで接続されました

ポートを選択したらシリアルモニタを起動します
改行を「CRおよびLF」に設定し、ボーレートを「115200 bps」に設定します

設定できたらまずはボード上にあるリセットボタンを押してください
すると謎の文字化け文字列が出力されたあとに「ready」と表示されると思います
try_wroom_push_reset_button.png

リセットボタンは先ほどの接続写真だと左上のボタンになります

ここまでできたら AT コマンドを送信することができます

  • AT
  • AT+GMR

と入力して OK とバージョン情報が返ってくることを確認してください

try_wroom_send_at_command.png

こんな感じで表示されれば WROOM が正常に動作していることになります

最後に

とりあえず ESP-WROOM-02 が動作するところまで確認しました
次回は実際に Wifi に接続してネットワークに繋がるところまでやってみたいと思います

参考サイト

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