概要
Workflow Studio はワークフローを作成するのに適したツールです
今回は簡単なワークフローを作ってみました
環境
- ServiceNow (2024/08/05 時点)
- Release Washington DC
Workflow Studio を開く
トップページから開きましょう
フローの一覧が表示されます
フローを作成する
右上の New -> Flow を選択してフローを作成します
今回は新しいレコードが追加されたらそのコピーのレコードを自動的に追加する簡単なフローを作成します
まずはフローの名前を決定しフローを登録するアプリを入力します
フローを定義する画面に移動します
フローの定義
まずはトリガーを作成します
トリガーはフローが実行されるトリガーです
今回は「新しいレコードが作成されたら」がトリガーになります
Add a trigger を選択して追加します
今回は Created でテーブルはアプリに紐づいているテーブルを選択します
Done を選択してトリガーを作成します
次にアクションを追加します
Add an Action で追加できます
アクション以外にも次のフローを追加することができますが今回は簡単なアクションを1つだけ追加します
追加するアクションは「コピーのレコードを追加する」になります
Action を選択すると様々なアクションが表示されるので「Create Record」を選択します
レコードを追加するテーブルを選択しレコードに追加する内容を決定します
Fields -> Add field value を選択します
今回入力された情報のコピーのレコードを作成します
Workflow では前のフローの情報を fd_data というオブジェクトから参照することができます
name というカラムに対して入力された値に「copy_」というプレフィックスを付与してコピーレコードを登録するようにします
その場合にはフィールドの値にスクリプトを指定することができます
フィールドの横にスクリプトを指定するボタンがあるので押すとスクリプトを入力できます
今回は以下を登録します
return "copy_" + fd_data.trigger.current.name
入力できたら Save で登録します
動作確認
ワークフローが作成できたらテストしてみます
右上の Test からテストできます
新規で登録するレコードの情報を入力し Submit します
パラメータを入力したら Run Test でワークフローが開始されます
するとワークフローが始まります
結果を確認する場合は「Your test has finished running. View the flow execution details.」を選択すると確認できます
ワークフローが完了していることが確認できます
更に実際にデータを確認するとちゃんと copy がついたレコードも作成されていることも確認できます
最後に
Workflow Studio でワークフローを作成するのがモダンなワークフローの作り方っぽいです
同様のツールに Workflow Editor がありますが最近は Workflow Studio を使うのが良いようです
過去に Logic and automation を使ってワークフローを作成しましたがどうやら Workflow Studio で作った場合も Logic and automation に紐づくようです
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