概要
ボタンを設置し「Link to destination」というイベントを使います
環境
- ServiceNow (2024/08/05 時点)
- Release Washington DC
ボタンコンポーネントの設定
App Engine Studio から Experience でポータルを選択し UI Builder を表示します
ポータル用のページを開きます
コンポーネントの一覧から Button を選んで好きな位置に設置します
スタイルなどを調整しましょう
Link to destination イベントの設定
次にボタンにイベントを設置します
Events タブから Add event handler を選択します
イベントの一覧から Link to destination を選択します
そしてリンク先を設定するので Select destination を設定します
前回 作成した独自のフォームページにリンクするので Record Page (request) を選択します
そして次のページに渡すための変数を設定します
この変数はページごとに違い変数が不要なページもあります
Record Page (request) では Sys ID とテーブル名を渡します
ポータルページでは context にこれらの情報がないので固定の情報を渡しています
次のページではこれらの情報を @context.props.table などで参照することができるようになります
動作確認
Preview を開いて動作確認します
設置したボタンをクリックしてちゃんと次のページに遷移することを確認します
遷移した独自のフォームページからもちゃんとリクエストが飛ばせるか確認してみましょう
ここでうまく登録できない場合などは変数として渡したテーブルデータなどが間違っている可能性があります
最後に
ServiceNow のポータルページに別ページにリンクするボタンを設置してみました
Link to destination を使えば簡単に別ページへのリンクが作成できます
今回は紹介しませんでしたがイベントからクライアントスクリプトを使って別ページに遷移することも可能です
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