2024年8月11日日曜日

ServiceNow で Logic and automation を使ってメール通知してみる

ServiceNow で Logic and automation を使ってメール通知してみる

概要

前回アカウントを作成しメール送信できる状態まで設定しました
今回は実際にイベントを元にメールを送信する仕組みを作成してみます

環境

  • ServiceNow (2024/08/05 時点)
    • Release Washington DC

Logic and automation の作成

App Engine Studio で Logic and automation を表示し Add を選択します

Email を選択します

メール送信の設定をします
まずこの Logic and automation の名前を設定します
そして Notification trigger settings にメールが送信されるトリガーを設定します
今回はあたらしくレコードが追加もしくはレコードの内容が更新されたらメールを送信するようにするので「When a record is created or updated」を選択します
テーブルにはアプリに紐づいているデータテーブルを指定しましょう

Sys ID の条件の部分はなくても OK です

下にスクロールして更にメール送信の設定をします
Recipients は誰に送るかを設定します
個人やグループ、またはデータ内の特定のカラムにあるユーザやアドレス情報を元に送信先を決定することができます
ここで一点注意しなければいけないのが ServiceNow では SMTP サーバの from アドレスとここで指定される Recipients のアドレスが同一である場合に send-ignored という状態でメールが送信されないので注意しましょう

あとはメール本文の内容を設定すれば OK です
基本的にはテンプレートから選択すれば OK です
テンプレート自体を独自の設定で上書きすることも可能です

動作確認

実際に Experience の Form からレコードを登録してみます
Form の詳細から Open form in Platform でフォームのサンプルを開くことができます

Submit してメールが気ているか確認しましょう 実際に以下のようなメールが来て入れば OK です

メールがうまく受信できない場合は再度 Email Accounts から SMTP サーバの設定がうまくできているか確認してください
Emails にメールの一覧があるのでそこで送信のステータスを確認することもできます

先ほど紹介しましたが ServiceNow の場合 SMTP の from と宛先のアドレスが同一の場合にはメールが送信されずに send-ignored になるのでそこも確認してみてください

最後に

Logic and automation を使ってメール送信を試してみました
メール送信以外にもさまざまなフローを定義することができるので特定のイベントに対して処理を自動化するときに使います

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