2016年12月16日金曜日

ESXi6.0 の Managed Object Browser (MOB) を有効にする方法

概要

ESXi6.0 の場合、デフォルトで https://esxi_server_ip/mob にアクセスすると 503 のエラーが発生します
enable_mob_errors.png

MOB は API をコールしたりするときにリファレンスとしても使えるので有効にしておくと何かと便利です

環境

  • ESXi 6.0 update 2

有効にする

今回は Web Client を使って有効にします
アクセスしたらホストの「管理」から「詳細設定」を選択します
その中に「Config.HostAgent.plugins.solo.enableMob」という欄があるので確認します
enable_mob_enabled.png

該当の項目を選択して「アクション」から「オプションの編集」を選択すると設定ダイアログが表示されるので「True」を選択し保存します
enable_mob_enabled_dialog.png

これで設定は完了です
再度ブラウザで MOB にアクセスすると以下のように有効になっていることが確認できると思います
有効にするのに ESXi の再起動は不要です
enable_mob_confirm_mob.png

最後に

ESXi6.0 で Managed Object Browser を有効にしてみました
これで API での操作も捗りそうです
今回は Web Client から操作しましたが、この操作は ESXi に SSH してコマンドで有効/無効を切り替えることも可能です

Web Client が使えるならそれが一番簡単かなと思います

参考サイト

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