2016年12月29日木曜日

docker で re:dash を起動してみた

概要

docker で re:dash を動かしてみました
re:dash とは可視化ツールで定期的にクエリ (SQL など)を発行して、その結果を可視化してくれるツールです
docker-compose.xml が提供されていたので docker で起動させてみました

環境

  • Ubuntu 16.04
  • docker 1.12.1
  • re:dash 0.11.1 (revision: 4710c4193ed7aede0471db478716460d57e9cd23)

インストール

事前に docker のインストールは済ませておいてください
また、docker-compose も必要になるのでインストールしておいてください

postgres_1      | LOG:  database system was shut down at 2016-09-06 04:18:54 UTC
postgres_1      | LOG:  MultiXact member wraparound protections are now enabled
postgres_1      | LOG:  database system is ready to accept connections
postgres_1      | LOG:  autovacuum launcher started

ログの途中は省略しています
どうやら先に postgres を起動して DB のマイグレーションや初期化をしないとダメなようです

上記コマンドが途中で止まったら別のターミナルを立ち上げます

  • cd redash
  • ./setup/docker/create_database.sh

で postgres の初期化が完了します
初期化が終わったら途中で止まっているコンテナは Ctrl+c で停止して OK です

起動

  • cd redash
  • docker-compose up

で re:dash に必要な各コンテナ (redis, nginx, postgres) が起動します

この状態で http://localhost/ にアクセスすると redash のログイン画面が表示されます
デフォルトのパスワードは admin/admin でログインすることができます
install_redash_on_docker.png

ちなみに docker-compose up するとまた、ターミナルが戻ってこなくなります
re:dash を停止したい場合は、Ctrl+c で OK です
再度 re:dash を起動したい場合は、docker-compose up を実行すれば OK です
もし、クエリやダッシュボードを作成していてもちゃんと保存されているので安心してください

トラブルシューティング

うまく起動しない場合は docker を起動しているサーバの 80, 5000 が既に使われていないか確認してください
re:dash の起動に必要なポートなので既に使っているプロセスがあれば kill してから docker-compose up してください

最後に

docker を使って re:dash を使える環境を構築してみました

次回はクエリの作成から定期実行の設定、ダッシュボードの作成と基本的な可視化の設定の流れについて紹介したいと思います

re:dash はまだまだ開発段階のプロダクトなので、今回紹介したインストール方法や起動方法は、今後変わる可能性があるのでご了承ください

参考サイト

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