概要
docker で re:dash を動かしてみました
re:dash とは可視化ツールで定期的にクエリ (SQL など)を発行して、その結果を可視化してくれるツールです
docker-compose.xml が提供されていたので docker で起動させてみました
環境
- Ubuntu 16.04
- docker 1.12.1
- re:dash 0.11.1 (revision: 4710c4193ed7aede0471db478716460d57e9cd23)
インストール
事前に docker のインストールは済ませておいてください
また、docker-compose も必要になるのでインストールしておいてください
- git clone https://github.com/getredash/redash.git
- cd redash
- cp docker-compose-example.yml docker-compose.yml
- docker-compose up postgres
postgres_1 | LOG: database system was shut down at 2016-09-06 04:18:54 UTC
postgres_1 | LOG: MultiXact member wraparound protections are now enabled
postgres_1 | LOG: database system is ready to accept connections
postgres_1 | LOG: autovacuum launcher started
ログの途中は省略しています
どうやら先に postgres を起動して DB のマイグレーションや初期化をしないとダメなようです
上記コマンドが途中で止まったら別のターミナルを立ち上げます
- cd redash
- ./setup/docker/create_database.sh
で postgres の初期化が完了します
初期化が終わったら途中で止まっているコンテナは Ctrl+c で停止して OK です
起動
- cd redash
- docker-compose up
で re:dash に必要な各コンテナ (redis, nginx, postgres) が起動します
この状態で http://localhost/ にアクセスすると redash のログイン画面が表示されます
デフォルトのパスワードは admin/admin でログインすることができます
ちなみに docker-compose up
するとまた、ターミナルが戻ってこなくなります
re:dash を停止したい場合は、Ctrl+c で OK です
再度 re:dash を起動したい場合は、docker-compose up
を実行すれば OK です
もし、クエリやダッシュボードを作成していてもちゃんと保存されているので安心してください
トラブルシューティング
うまく起動しない場合は docker を起動しているサーバの 80, 5000 が既に使われていないか確認してください
re:dash の起動に必要なポートなので既に使っているプロセスがあれば kill してから docker-compose up してください
最後に
docker を使って re:dash を使える環境を構築してみました
次回はクエリの作成から定期実行の設定、ダッシュボードの作成と基本的な可視化の設定の流れについて紹介したいと思います
re:dash はまだまだ開発段階のプロダクトなので、今回紹介したインストール方法や起動方法は、今後変わる可能性があるのでご了承ください
0 件のコメント:
コメントを投稿