2016年12月12日月曜日

VirtualBox 上の ESXi 上に作成した VM をインターネットに接続する

概要

前回 ESXi 上に VM を作成するところまでやってみました
しかしまだネットワークにつながっていないためライブラリのインストールなどができません
今回は VirtualBox の NAT インタフェースを使って VM をインターネットに接続してみました

環境

  • VirtualBox 5.1.10
  • ESXi 6.0 update 2
  • Windows7 Enterprise バージョン 6.1
    • Intel Core i5-5300U CPU @ 2.30GHz
    • メモリ 10GB
    • ストレージ 120GB (SSD)

VirtualBox へのネットワークインタフェースの追加

まずは ESXi 用の VM に NAT ネットワークを追加します
元々 1 つブリッジアダプターがある場合は追加で 2 つ目に NAT を追加してください
vms_on_esxi_with_internet_config_nat_adapter.png

vSwitch の作成

追加した NAT アダプタ用の vSwitch を ESXi 上に追加します
「ネットワーク」から「標準仮想スイッチの追加」を選択します
vms_on_esxi_with_internet_add_vswitch1.png

スイッチの名前はお好きなものを入力してください
先程追加した物理 NIC (今回は vmnic1) を選択してください
vms_on_esxi_with_internet_add_vswitch2.png

ポートグループの作成

次に作成した vSwitch にポートグループを作成します
「ネットワーク」から「ポートグループを追加します」を選択します
vms_on_esxi_with_internet_add_portgroup1.png

名前は何でも OK です
VLAN ID も今回は 0 で OK です
仮想スイッチには先程作成したスイッチを選択してください
vms_on_esxi_with_internet_add_portgroup2.png

VM へのネットワークの追加

VM に NIC を追加して所属させるポートグループを選択しましょう
VM の設定から「ネットワークアダプタ 1」の設定項目を先程作成したポートグループにしましょう
vms_on_esxi_with_internet_config_vm.png

設定はこれで完了です

OS を起動して動作確認

今回 CentOS6 の minimal を動作確認に使用していますが、デフォルトだと eth が自動で起動しないので手動で起動しましょう

  • ifup eth0

自動起動したいのであれば以下のような感じで設定します

  • vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0
ONBOOT=yes

起動して ifconfig というで 10.0 台の IP が見れれば OK です
また、ping 8.8.8.8 あたりに通信できるかも確認すると良いと思います
通信できるのが確認できれば yum install も実行できるようになっていると思います

最後に

ESXi 上の VM を NAT でインターネットに接続できるようにしてみました
が、まだ SSH でログインできる状態ではありません
やはり VM に SSH できないのは少し使い勝手も悪いので、SSH もできるように設定してみたいと思います
それに関してはまたわかったら記事にでもしようかなと

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