2019年12月10日火曜日

ownCloud 10.3 を試してみた

概要

過去に ownCloud を docker で起動する方法を紹介しました
バージョンが上がり 10.3 からは docker-compose を使うようになったので紹介します

環境

  • macOS 10.15.1
  • docker 19.03.5
  • ownCloud 10.3

インストール

  • mkdir owncloud-docker-server
  • cd owncloud-docker-server
  • wget https://raw.githubusercontent.com/owncloud/docs/master/modules/admin_manual/examples/installation/docker/docker-compose.yml
  • vim .env
OWNCLOUD_VERSION=10.3
OWNCLOUD_DOMAIN=localhost
ADMIN_USERNAME=admin
ADMIN_PASSWORD=admin
HTTP_PORT=8080
  • docker-compose up -d

やっていることは docker-compose.yml のダウンロードと設定ファイルの作成だけです
あとは up すれば OK です
イメージのダウンロードとコンテナの起動が完了するまで待ちます
ダウンロードされるイメージは「owncloud-server」「redis」「mariadb」のようです

  • docker-compose ps
Name Command State Ports ——————————————————————————————————————- owncloud-docker-server_db_1 /usr/bin/entrypoint /bin/s … Up (health: starting) 3306/tcp owncloud-docker-server_owncloud_1 /usr/bin/entrypoint /usr/b … Up (health: starting) 0.0.0.0:8080->8080/tcp owncloud-docker-server_redis_1 /usr/bin/entrypoint /bin/s … Up (health: starting) 6379/tcp

動作確認

localhost:8080 にアクセスしましょう
ログインは .env に記載した ADMIN_USERNAMEADMIN_PASSWORD を使います

ログインできれば OK です

最後に

ownCloud 10.3 を試してみました
YAML ファイルをダウンロードして up すればいいだけなので特に難しくはないと思います
各コンポーネントごとにちゃんとコンテナを作成するようになっているので管理も楽になっていると思います

参考サイト

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