概要
hostapd は Linux でよく使われるアクセスポイントを作成する仕組みです
MacOS の場合は標準で搭載されているインターネット共有機能を使えば簡単にアクセスポイントを作成することができます
環境
- macOS 10.15.2
環境設定を開く
まずは「環境設定」->「共有」を選択します
Bluetooth を使って共有する設定
そして「インターネット共有」を選択し「Bluetooth PAN」のチェックを ON にします
こうすることで Mac 側の Bluetooth を使ってスマホに接続しインターネット共有できるようにします
もちろんここで Ethernet ポートなどを選択すればアクセスポイントを作成することもできます
普通の MacBook の場合 Ethernet ポートはすでに使われているケースが多いので Bluetooth をおすすめします
インターネット共有を有効にする
これで左メニューの「インターネット共有」にチェックを入れられる状態になるのでオンにします
確認ダイアログが表示されるので開始を選択します
ステータスが緑になれば OK です
iPhone から Bluetooth を使って接続
iPhone の設定から Bluetooth デバイスの一覧を開きます
すると先程オンにした Mac が見えるようになっているので接続します
iPhone からの接続要求があると Mac 側に接続確認のダイアログが表示されるので問題ない端末であれば接続許可しましょう
動作確認
あとは接続した iPhone 側でインターネットに接続できるか確認しましょう
動作確認として LTE 回線と Wifi をオフにすると良いと思います
最後に
MacOS でインターネット共有を試してみました
Bluetooth の場合 hostapd のようには使えませんが Ethernet ポートを使えばちゃんとアクセスポイントを作成してパスワードを設定することができます
目的としてはどちらも達成できると思うのでお好きな方を使えば良いと思います
個人的には Bluetooth のほうが余計な設定をする必要がないのでオススメです
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