2017年5月31日水曜日

ESXi に独自のファイアウォールルールを追加する方法

概要

例えばあるポートの Outgoing を許可したい場合などです
実は vSphere Client からできなく直接 ESXi にログインしてコマンドで作業する必要があります
今回はその方法を紹介したいと思います

環境

  • ESXi 6.5.0, 4887370

設定方法

事前に ESXi の SSH ログインの有効と root ユーザのパスワードの設定を実施しておいてください
参考

  • cp /etc/vmware/firewall/service.xml /etc/vmware/firewall/service.xml.back
  • chmod 644 /etc/vmware/firewall/service.xml
  • chmod +t /etc/vmware/firewall/service.xml
<service id='0044'>
  <id>vchAccess</id>
  <rule id='0000'>
    <direction>outbound</direction>
    <protocol>tcp</protocol>
    <porttype>dst</porttype>
    <port>2377</port>
  </rule>
  <enabled>true</enabled>
  <required>true</required>
</service>
  • chmod 444 /etc/vmware/firewall/service.xml
  • esxcli network firewall refresh

Firewall のルールを管理している service.xml というファイルがあるのでそれを直接編集します
そしてその後 esxcli コマンドで設定を反映し完了となります

動作確認として vSphere Client でちゃんとポートがオープンになっているか確認してみましょう

ESXi を選択 -> 設定タブ -> 左サブメニューからシステム -> セキュリティプロファイル

で確認できます
今回であれば 2377 ポートが一覧に表示されていれば OK です

0 件のコメント:

コメントを投稿