2017年5月24日水曜日

mackerel で docker コンテナを監視する

概要

簡単な手順を備忘録として残しておきます
起動中のコンテナから基本的なメトリックを取得したいのであれば十分かなとは思います

環境

  • CentOS 7.3.1611
  • docker 17.03

事前作業

  1. オーガニゼーションを作成
  2. サービスを作成
  3. サービス内にロールを作成
  4. エージェントのインストール
    • curl -fsSL https://mackerel.io/file/script/setup-all-yum.sh | MACKEREL_APIKEY='your-mackerel-apikey' sh

でホストの監視がスタートします

docker コンテナの監視

プラグインをインストールすることで実現します

  • yum install mackerel-agent-plugins

インストールできたら設定ファイルを編集します
docker plugin を有効にする設定を追記したらエージェントを再起動しましょう

  • vim /etc/mackerel-agent/mackerel-agent.conf
[plugin.metrics.docker]
command = "mackerel-plugin-docker -name-format name -method API"
  • systemctl restart mackerel-agent
  • tail -f /var/log/mackerel-agent.log

ログにエラーが吐かれていなければ OK です

動作確認

コンソールから Hosts -> localhost.localdomain -> カスタムメトリック に起動中のコンテナのメトリックが表示されると思います
表示される項目は

  • ブロック I/O バイト
  • ブロック I/O IOPS
  • CPU 使用率
  • メモリ使用率

が表示されます

mackerel-docker1.png

最後に

mackerel で docker コンテナのメトリックを取得してみました
手順がかなり簡単なので嬉しい点です

docker events 等の監視はしていないのでコンテナの死活監視は現状できないようです
ただ、削除されたコンテナのメトリックはコンテナが存在していた間は残るのでこれをうまく使えば死活監視的なことはできるかもしれません

参考サイト

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