2020年5月26日火曜日

Mac で Scratch から Minecraft を操作してみる

概要

Minecraft の forge を使うと Scratch から Minecraft を操作することができます
今回はセットアップの方法と実際にブロックの配置を Scratch から行うところまでやってみました
また Scratch は 2.0 の Flash 版だと Minecraft 連携できるのです 3.0 の Web 版だと連携できないので非公式で対応してくださっている Scratch3.0改 を使います

環境

  • macOS 10.15.4
  • Minecraft 1.15.2 (ただしゲームのバージョンは 1.12.2)
  • forge 1.12.2
    • Raspberry Jam Mod 1.12.2
  • Scratch 3.0改 (Firefox76.0.1)

Minecraft の購入とインストール

こちらの記事を参考に行ってください

Forge のインストール

こちらの記事を参考に行ってください

ただ Raspberry Jam Mod が 1.15 に対応していないので 1.12.2 という古いバージョンの Forge をインストールしてください
http://files.minecraftforge.net/maven/net/minecraftforge/forge/index_1.12.2.html

Raspberry Jam Mod のインストール

こちらの記事を参考に行ってください
起動ポートはデフォルトの 4711 を使います

Minecraft の起動

forge で起動します

一応 mod が有効になっているか確認します

あとはクリエイティブモードで適当にワールドを作成しておきます

またゲームが起動したら「F3 + p」でフォーカスが外れても一時停止しないようにしておきます

Scratch3.0改の起動

https://manaviva.github.io/scratch-gui/ にアクセスします
左下の拡張機能から「Micramming」を選択します

あとは左メニューにある命令からいろいろと右ペインにドラッグアンドドロップすれば OK です

例えば自分の位置に石を置くサンプルは以下のとおりです

  • 自分の座標を調べる
  • 石を「自分のX座標」「自分のY座標」「自分のZ座標」に置く

をつなげてクリックすれば OK です
実際に動かした gif も作成したのでよければ御覧ください

最後に

Mac 上で Minecraft と Scratch の連携を行ってみました
これでプログラミングの勉強を始めるのもいいのかなと思います
Raspberry Jam Mod のバージョンがだいぶ古く最新の Minecraft のバージョンには追従できていないのが残念なところです

Java 版の場合は Forge + Raspberry Jam Mod を使えば外部の言語や WebUI と大抵は連携できます (参考: Ruby と連携する場合)

Windows であれば統合版の MakeCode for Minecraft という機能が使えるので素直にそれを使うのがいいでしょう

参考サイト

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