2020年5月25日月曜日

Gitlab のソースコードを最新版にしたらやるべきこと

概要

Gitlab をソースコードからインストールしている場合にリポジトリを最新にすることがあると思います
その場合にやるべきこと備忘録として残しておきます

環境

  • GitLab Enterprise Edition 13.0.0-pre 1e0d5ffbe29

ライブラリの再インストール

  • sudo su - git
  • cd gitlab
  • bundle install --with development test

assets ファイルの再生成

  • sudo su - git
  • cd gitlab
  • yarn install --production --pure-lockfile
  • bundle exec rake gitlab:assets:compile RAILS_ENV=production NODE_ENV=production

データベースのマイグレート (初期化)

  • sudo su - git
  • cd gitlab
  • DISABLE_DATABASE_ENVIRONMENT_CHECK=1 bundle exec rake gitlab:setup RAILS_ENV=production

この方法はデータも全部初期化します (root のパスワードやライセンス、すべてのプロジェクト情報など)
本来は以下を実行するのが望ましいかなと思いますがエラーになってしまったので上記を実行しています

  • bundle exec rake db:migrate RAILS_ENV=production

なお gitlab:setup は postgres へのアクセスがない状態で行う必要があるので gitlab のプロセスを停止し gitaly だけ起動している状態にします

  • gitlab_path=/home/git/gitlab gitaly_path=/home/git/gitaly && ${gitlab_path}/bin/daemon_with_pidfile ${gitlab_path}/tmp/pids/gitaly.pid ${gitaly_path}/gitaly ${gitaly_path}/config.toml >> ${gitlab_path}/log/gitaly.log 2>&1

ディレクトリ削除

DB を初期化した場合にリポジトリのディレクトリが残っているとエラーになります
データディレクトリも削除しましょう

  • REMOVE=true bundle exec rake gitlab:cleanup:moved
  • rm -rf /home/git/repositories/@hashed/

その他

本当は workhorse や gitaly をインストールする rake タスクも再度実行する必要があると思います

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