2017年12月10日日曜日

Minecraft に Raspberry Jam Mod をインストールしてプログラミングしてみる

概要

前回 Minecraft 上に Forge という mod を管理するための mod をインストールしました
今回は更に Raspberry Jam Mod をインストールしてプログラムで Minecraft を操作してみたいと思います

環境

  • macOS X 10.13.2
  • Minecraft 1.12.2
  • Forge 1.12.2 - 14.23.1.2555
  • Raspberry Jam 0.93
  • Ruby 2.4.1p111
  • minecraft-pi-ruby 0.0.1

Raspberry Jam Mod のインストール

まずは Github 上にある zip ファイルをダウンロードしましょう
install_raspberry_jam1.png

mods.zip をダウンロードすれば OK です
ダウンロードできたら解凍しましょう
すると Minecraft のバージョンごとに Jar ファイルが展開できます
これを Forge の mods ディレクトリ配下にコピーします( zip ファイルを直接置いてもいいよみたいな紹介記事がありますが Jar に展開しないとダメでした)

  • cp ~/Downloads/1.12.2/RaspberryJamMod.jar ~/Library/Application\ Support/minecraft/mods/

これで OK です
Forge プロファイルで Minecraft を起動しましょう
Mods の一覧を確認すると Raspberry Jam Mod がちゃんとインストールされているのを確認できると思います
install_raspberry_jam2.png

新規でワールドを作成する

テスト用のワールドを作成しましょう
ワールドはクリエイティブモードで作成することをオススメします
が、サバイバルでもハードコアでも OK です

Ruby スクリプトを作成する

ではプログラミングしていきましょう

  • bundle init
  • vim Gemfile
gem "minecraft-pi-ruby"
  • bundle install --path vendor
  • vim test.rb
require 'minecraft-pi-ruby'

mc = Minecraft.new
mc.say 'Ruby Test!'
  • bundle exec ruby test.rb

ワールドは開いた状態にしておきましょう
F3 + P で非アクティブになったときにポーズしないようにするとデバッグしやすいと思います
実行して成功すると以下のようにゲーム側にメッセージが表示されます
install_raspberry_jam4.gif

ちなみに get_player_position というメソッドが使いたい場合は Gemfile に

gem "minecraft-pi-ruby", github: "eaglestone/minecraft-pi-ruby"

と書いてから bundle install してください

最後に

Raspberry Jam Mod を使ってマイクラの世界を Ruby から操作できるようにしてみました
mod とは違いカスタマイズできるものではありませんが人の行動やブロックの生成など自動化したりすることができます

詳しい API ドキュメントはここなど Web を探せばいろいろサンプルも出てきます

既存のワードでも動かすことができるので自分の自慢のワールドをこれでガンガン自動化していきましょう

0 件のコメント:

コメントを投稿