概要
FTDI232 はシリアル変換用の USB アダプタです
主にシリアル通信を使ってプログラムを書き込んだり、マイコンにコマンドを write/read するときに使います
いつもはスイッチサイエンスさんの microUSB の FTDI USBシリアル変換アダプター(5V/3.3V切り替え機能付き) を使っていたのですがこれだと結構な値段もするので複数買うのを拒んでいました
miniUSB で使える安いやつを見つけたので今回それを使ってみました
環境
- FT232RLモジュール5V 3.3V FTDI USB TTL変換アダプタレッド
- Mac OS X 10.12.1
- Arduino IDE 1.6.12
- Arduino Pro mini
始める前に
気づいたのですが、今回購入した変換アダプタはオスピンのヘッダピンがデフォルトでハンダされています
これはこれでいいのですが、Arduino Pro mini 側もオスピンなので接続ができません
なので、メス - メスの接続コネクタを作成する必要があったので、ジャンパケーブルを切断して自作しました
とりあえずジャンパケーブルをぶった切って銅線を剥き出しにします
それをセットにしてねじって結合します
でハンダ付けして固定します
汚いですが、OK です
あとは絶縁テープを巻いて完了です
これを使って FTDI232 と Arduino Pro mini を接続してシリアル通信させます
接続
では、接続します
配線時の向きだけ気をつけてください
VCC や TX, RX がちゃんと合うように配線しましょう
以下のようになりました
固定するためにテープを巻いています
あとは miniUSB ケーブルを接続して Arduino Pro mini とも接続します
向きに注意
PC と接続
では PC と接続しましょう
FTDI 上の LED と Arduino Pro mini の LED が光れば OK です
FTDI のドライバは事前にインストールされていたので特にインストールしないでも認識してくれました
Arduino IDE 上では以下のように表示されました
試し手にスケッチの例にある Blink を書き込んで見ましたが問題なく書き込めました
Arduino Pro mini 上のLED も問題なく点滅しました
最後に
miniUSB 版の FTDI232 USB 変換アダプタを使ってみました
特に問題なく想定どおりに動いてくれました
今回購入したアダプタのほうが値段的にかなり安いので、miniUSB をお持ちの方はこちらをおすすめします
ただ、メスメスのピンソケットを準備する必要があるので、その点は注意です
今回は自作しましたが、短すぎかつ、長さがバラバラだったので、ちょっと使いづらい感じになってしまったのは反省点です
オスメスのピンソケットを購入してそれをつなげてもいいと思います
0 件のコメント:
コメントを投稿