概要
Gitlab の Snippets 機能はあるファイルの内容を Gitlab でホスティングして HTML に組み込んだりダウンロードしたりできる機能です
今回はスニペットを新規に作成して HTML に組み込んでみました
環境
- Gitlab-ee 13.8.4
スニペットの作成
まずはスニペットを作成しましょう
左メニューの「Snippets」から新規作成します
今回は Ruby のサンプルコードを作成しました
Title や Description は自由に設定しましょう
ファイル名の拡張子に .rb
を指定するとスニペットの内容を Ruby コードとして認識してくれてハイライトなどしてくれます
そして下にある公開情報を設定します
今回はスニペットの HTML 組み込みを試すので Public を指定します
プロジェクトの公開設定
スニペットを Public だけにしただけでは組み込みスニペットは使えません
プロジェクト自体の公開設定も Public にしましょう
左メニューの「Setting」->「General」->「Visibility, project features, permissions」から設定します
組み込み用 HTML の取得
あとは組み込むための HTML を取得します
作成したスニペットを見ると「Embed」ボタンがあるのでそこから取得します
動作確認用の HTML ファイルの作成
何でも OK です
先程取得した組み込み用 HTML を記載しましょう
<html>
<head>
</head>
<body>
<script src="https://gitlab.example.com/root/bb/-/snippets/2.js"></script>
</body>
</html>
あとは nginx などで適当に確認すると以下のように Gitlab に作成した Snippets の内容が確認できると思います
スニペットのダウンロード
スニペットのページに raw の URL とダウンロード用の URL が取得できるのでコピーして使いましょう
ダウンロードの URL は試した見た感じ txt ファイルとして保存されました
もしかするとブラウザの挙動にもよるかなと思います
最後に
イメージ的には Github の Pages の機能に近いと思います
Gitlab にも拡張機能として Pages がありますが Snippets はデフォルトで使える機能になります
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