概要
Minecraft は mca と呼ばれる独自のファイルを使ってマップデータを管理しています
バイナリデータなので特殊な方法でなければ開けません
minecraft-chunk-viewer は WebGL を使ってブラウザでマップデータを確認することができます
今回は minecraft-chunk-viewer の使い方を紹介したいと思います
環境
- macOS 10.15.4
- nodejs 10.1.0
- npm 5.6.0
リポジトリの clone
git clone https://github.com/Pessimistress/minecraft-chunk-viewer.git
jar ファイルの展開
minecraft 本体に含まれる jar ファイルから assets フォルダを抽出します
まずは jar ファイルを解凍しましょう
mkdir /path/to/1.15.2cd /path/to/1.15.2cp ~/Library/Application\ Support/minecraft/versions/1.15.2/1.15.2.jar .jar -xvf 1.15.2.jar
assets ディレクトリの移動
そして clone したリポジトリの直下に jar 内に含まれる assets フォルダ配下のリソースを移動します
cd minecraft-chunk-viewermkdir assetsmv /path/to/1.15.2/assets/minecraft/* ./assetscp -ipr ./assets/textures/block ./assets/blocks
また minecraft 1.15 ではブロックを管理するフォルダの名前が変わっているので viewer が使えるように名前を変更します
ただやはり 1.15 にはまだ対応していないのか blocks/red_nether_brick.png could not be loaded などのエラーが出るので今後修正が入るかもしれません
npm install
npm install
npm run build-assets
npm run build-assets
npm start
npm start
これで Web アプリが localhost:3000 で起動します
初回起動されるデータはサンプルの mca ファイルのようです
1 チャンクごとに表示されます
画像が対応していないところはおそらくブロックが表示されていません
トラックパッドで回転や拡大、移動などができます
右下のマップから好きなチャンクを選択することができます
ブロックを選択すると座標を確認することができます
また mca ファイルを画面にドロップすれば好きな mca ファイルを確認することができます
ちなみに自分のゲームデータの mca ファイルは /path/to/minecraft_dir/saves/world_name/region/ 配下にあります
※試してみましたが 1.15 の mca ファイルにはどうやら対応していないらしく動作しませんでした
一応デプロイ済みの Web 版 もあるようですがこれも未対応でした
最後に
Minecraft のマップファイルを管理している mca ファイルを minecraft-chunk-viewer を使って確認してみました
まだ 1.15 には対応していないようです
1.14 の aseets データを使っても良いかもしれません

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