概要
前回 minecraft-chunk-viewer を使って mca ファイルの中身を確認する方法を紹介しました
しかし 1.15 には対応しておらず上手く動作しませんでした
今回は mcaselector という Java 版の mca ビューアを紹介します
インストールから簡単な使い方まで紹介します
環境
- macOS 10.15.4
- Java 10.0.1
- mcaselector 1.9.8
mcaselector のダウンロード
mcaselector も Github でソースが公開されています
ダウンロードも Github から行います
執筆時点では「mcaselector-1.9.8.jar」という jar ファイルがダウンロードされました
実行してみる
ダウンロードした jar ファイルをダブルクリックで起動してみましょう
当然ですが Java がインストールされていないと起動しません
Mac の場合は右クリックから開くを選択します
また Java が権限を求めてくるのでシステムの環境設定を開いて許可しましょう
起動すると以下のような画面になります
メニューから File -> Open を選択します
そして Minecraft のセーブファイルがあるディレクトリに移動し region ディレクトリを選択しましょう
region ディレクトリ配下には mca ファイルが管理されておりディレクトリを選択することですべての mca ファイルを開くことができます
使い方
画面を一番拡大で見ると読み込まれた mca ファイルがだいたい確認できると思います
縮小していくと建築物や村の様子も確認することができます
自分の行ったことがある場所の地形までしか確認することができないのでまだ塗りつぶされていないところは行ってないことになります
キノコバイオームなどは赤い点があったりするのでバイオームなどがどこにあるのかの確認は簡単にできそうです
「A」「W」「S」「D」で移動もできました
エンドやネザーを開くには
Minecraft の saves 配下に「DIM1」と「DIM-1」というフォルダがあります
DIM1 と DIM-1 配下にも region というフォルダがありそれぞれエンドとネザーの mca データになります
これを再度 File -> Open で開けばエンドとネザーのマップを確認することができます
お宝などを復元できる
これを使うと mca を直接編集できマップを削除することができます
マップを削除するとまだ行っていないことになりチェスト内のお宝などを復元することができるようです
完全にチート行為にはなるのでやる方は自己責任でお願いしますがこれを使えばレアなダンジョンや要塞を再度チャレンじすることもできます
最後に
mcaselector を使って mca ファイルを開きすでに行ったことのあるマップを確認する方法を紹介しました
行ったことがあるけどどこか忘れてしまった場合は上空から建築物がちゃんとできているかなどの確認に使えそうです
mcaselector はマップの削除もできるようでこれを使えばすでに行った場所を行ってない状態に戻すことができるようです
何が使い方やねん。人はこれを使い方とは呼ばん。
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