2018年8月26日日曜日

GCE の無料枠 f1-micro インスタンス作成メモ

概要

GCE の f1-micro は 1 台であれば無料です
いつもリージョンの指定方法などを忘れてのでメモしておきます

環境

  • Google Compute Engine (2018/08/22 時点)

インスタンス作成

gce_free1.png

  • リージョン・・・us-central1
  • ゾーン・・・us-central1-b
  • マシンタイプ・・・micro
  • 永続ディスク・・・30GB

大事なのは上記の選択です
リージョンやストレージのサイズを間違えると Always free ではなくなるので注意してください

静的 IP

「Management, security, disks, networking, sole tenancy」から設定します
DNS など張る場合は付与しましょう
そうでない場合 (検証などで一時的に使うだけなど) は特に設定は不要かなと思います
gce_free2.png

こんな感じです
gce_free3.png

動作確認 (SSH)

Cloud Shell から SSH するコマンドを発行します

  • gcloud compute --project "your-project-id" ssh --zone "us-central1-b" "all"

まだ鍵がない場合は鍵を生成してくれます
パスフレーズを入力しましょう
これで鍵が Cloud Shell 上に保存されます
また「Compute Engine」->「メタデータ」->「SSH 鍵認証」にも公開鍵が登録されています

次に SSH する際は入力したパスフレーズでログインできるようになります
秘密鍵をローカルに持ってくればローカルからでも SSH できます

静的 IP を使っていないときは

IP を開放しましょう
「ネットワーキング」->「VPC ネットワーク」->「外部 IP アドレス」で一覧を表示します
gce_free4.png

あとは選択して「静的アドレスを開放」すれば OK です
gce_free5.png

月に数ドルくらいであれば掛かっても良いという場合にはこれはしなくて OK です

最後に

GCE の f1-micro を無料で使うための設定を紹介しました
GUI でポチポチやるのは面倒なので gcloud コマンドで一発で作成できるようにしておいても良いかなと思います

さすがにスペック的にプロダクションで使うのは厳しいので個人的にはテンポラリーとして使っています
外部からのアクセス確認やある作業をする際の事前のテストサーバとして使っています

本当にありがたいサービスです

参考サイト

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