2025年9月12日金曜日

NanoBanana に漫画を描いてもらう

NanoBanana に漫画を描いてもらう

概要

前回漫画を描くために必要な準備をしました
今回は実際に漫画を描いてもらいます

環境

  • NanoBanana
    • Google AI Studio 2025/09/10 時点

漫画を描いてもらう

前回生成した参照画像とコマ割りをアップロードして描いてもらいます
プロンプトにもアップロードした画像を使ってもらうように指示します

参照画像のアップロードとプロンプト準備

プラスボタンから参照画像をすべて選択しアップロードします
画像数が多いとチャットで使えるトークン数の上限にあたってしまうのでその場合は画像を少なくするか1ファイルにまとめるなどしてトークン数を削減してください

プロンプトは「適当な漫画を描いてください。セリフ付きでお願いします。登場させる人物はアップロードした画像を参照し必ず登場させてください。コマ割りもアップロードしたファイルを参照し描いてください。」にしました

生成結果

漫画の流れと実際に描いた漫画の画像が出力されます
今回漫画は1ページでかつ話の内容や流れなどは何も与えてないので本当に適当な漫画が作成されています

ちゃんと参照画像を使ってます
セリフ部分もちゃんと描かれていますが日本語が一部うまく描けていないのでこのあたりは手動で修正すればいいかなと思います

自分が試してみた感じ何度か描画に失敗したり一部のコマが真っ白になったりするケースがありました
その場合はリトライでもいいですがやはりストーリーをしっかり与えたり各コマごとに何を描くか細かく指定すればしっかり描いてくれるのではと思います

ここからのポイント

  • まず左上から始まっているので右上から開始にしてもらう
    • これは前回作成したコマ割りの問題でもあるのでコマ割りを修正すればOKです
  • 背景などを細かく指定する
  • ストーリーを与える
    • 各コマごとに与えてもいいと思う
    • セリフなども細かく指定するといいのかも
  • 他のキャラクターを登場させる
  • 更に応用として API を使って完全自動化する
    1. ストーリーの生成
    2. 参照画像の生成 (必要であれば
    3. コマ割りの生成 (必要であれば
    4. 参照画像+コマ割りを元に漫画の作成
      • 参照画像やコマ割りは再利用できるので同じキャラであれば使い回せば OK
      • 新規のキャラクターや新規のコマ割りの場合は生成する
  • 細かい修正を手動で行うか更にプロンプトで行うか
    • プロンプトでどこまで修正できるか不明だが NanoBanana であれば元画像をそのまま残したまま一部を修正できるので頑張ればプロンプトだけでも修正できるかも
    • どうしても無理そうであれば手動で直す

最後に

NanoBanana で漫画を描いてもらう基本的な方法を紹介しました
今回は1ページでしたが漫画はストーリーがあり複数ページが必要なのでそれらを考えたうえで実際には漫画を描いてもらう必要があるかなと思います

ストーリーなども AI に考えてもらうことができるので完全に自動化して漫画を描いてもらうこともそこまで難しくはないかもしれません

4コママンガなどであればストーリーも作成しやすいのでまずは4コママンガから作成するとかはありかなと思います

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