2025年9月11日木曜日

NanoBanana を使って漫画を描くための参照画像を作成してみた

NanoBanana を使って漫画を描くための参照画像を作成してみた

概要

NanoBanana を使って漫画を描くためには登場させる人物の参照画像を作る必要があります
参照画像は直立や横向き、いろいろな表情の画像があると便利です
基本的には自分で描くものっぽいのですが今回は参照画像も NanoBanana で作ってみました

環境

  • NanoBanana
    • Google AI Studio 2025/09/10 時点

元画像

参照画像を作成するための元画像は以下を使います
ちなみにこの画像も AI で生成した画像です
ChatGPT などで適当に描いてもらう感じで OK です

参照画像の作成

あとは NanoBanana で作成していきます
基本は編集してほしい画像をアップロードしてチャットで指示すれば OK です

背景を白にする

まずは背景を白にします
「この画像の背景を白にしてください」と指示します

以下のような背景白の画像が簡単に生成されました

シンプルな立ち絵を生成する

先ほどの背景白の画像から今度はシンプルな立ち絵を生成してもらいます

「更にこの絵の「正面」「左向き」「右向き」「背面」の直立立ちの絵を描いてください」あたりの指示で OK です

生成してくれた画像は以下です
それぞれ別のファイルとして生成されました

なぜか左向きは作れなかったので諦めました
また右向きといいつつ正面を複数作成したりするのでうまくいかない場合はリトライすれば OK です

正面

右向き

背面

表情を変更する

元画像から表情を変更した画像をいくつか生成します
もしかすると顔部分だけを抜き出してそれの違う表情を複数作成するほうがいいのかもしれませんが今回は元画像を使って複数の表情の画像を生成します

まずは「この絵の表情を変更したいです、笑っている顔にしてください」で指示します

笑顔が生成できました
更に別の表情も作成していきます

「更に怒っている表情と悲しい表情も描いてください」

悲しい顔

怒っている顔

とりあえずこれくらいの参照画像があれば何とかなりそうです

おまけ: コマ割りも作成してもらう

ChatGPT で作成しましたが Google AI Studio の画像生成でも作成できると思います

「漫画のコマ割りを作って欲しいです。コマ数は5でお願いします。行数は3行で真ん中の行は1コマでお願いします。右上から左下に向かってコマに番号を振ってください。各コマには番号だけ振りそれ以外は白紙で大丈夫です」

なぜか左上から番号が振られていますがこの辺は自分で直すか NanoBanana に与えるのであれば機にする必要はないと思います

最後に

NanoBanana で漫画を描くための第一歩としてキャラクターの参照画像を生成してみました
漫画は当然1キャラクターというわけにはいかないので同じように他のキャラクターも参照画像を作成するといいかなと思います

表情に関しては今回は3種類ですができればもう少しあったほうがいいのかもしれません

1つのチャットないで使用できるトークン数が限られているので編集してもらう画像や生成してもらう画像は可能な限り少なくしてもらったほうがいいです
チャットを新規で立ち上げても OK です
その場合は Branch from here という機能がありそこから新規でチャットを立ち上げることができます

次回はこれらを元に漫画を描いてもらいます

参考サイト

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