2024年3月11日月曜日

Azure Devops で Microsoft Security DevOps を有効にしてセキュリティチェックをしてみる

Azure Devops で Microsoft Security DevOps を有効にしてセキュリティチェックをしてみる

概要

Azure Devsop で Devops sec をするには公式が提供する拡張を使います
Microsoft Security Devops をインストールする方法から今回は trivy を使った静的コードスキャンを使ってみます

環境

Microsoft Security Devops をインストールする

右上のマーケットプレイスボタンから「Browse marketplace」をクリックします

マーケットプレイスの一覧になったら検索バーに「Microsoft Security Devops」を入力します

拡張をインストールする組織を聞かれるのでプルダウンから選択してインストールしましょう

インストールが完了すると拡張の一覧に表示されます

azure-pipelines.yml の編集

Microsoft Security Devops を使って trivy でスキャンするジョブを追加します

  • vim azure-pipelines.yml
trigger:
  batch: true
  branches:
    include:
    - master

pool: test_pool

jobs:
- job: TestJob
  steps:
  - script: |
      echo "Hello, Azure Pipelines!"
      cat /etc/issue
      uname -a
    displayName: "Run My Command"
  - task: MicrosoftSecurityDevOps@1
    displayName: "Microsoft Security DevOps"
    inputs:    
      command: "run"
      policy: "azuredevops"
      languages: "python"
      tools: "trivy"

inputs に複数のオプションを指定できます
とりあえずプロジェクトは python でできているので launguages は python を指定しましょう
また今回は trivy を実行しますが他にも 'bandit', 'binskim', 'eslint', 'templateanalyzer', 'terrascan', 'trivy'. が指定可能です

動作確認

パイプラインを見ると追加した MicrosoftSecurityDevOps@1 タスクが実行されているのが確認できます
自動で trivy をダウンロードして . に対して実行していることが確認できます

最後に

Azure Devops でセキュリティチェックをしてみました
最近ではこんな感じで CI/CD の中にセキュリティチェックを入れる Devops Sec 的なことが主流のようです

今回は MicrosoftSecurityDevOps を使いました
これを使った場合 trivy 以外のセキュリティチェックもできます
もし trivy だけ使いたいのであれば trivy 専用の拡張もあるのでそれを使っても OK です

参考サイト

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