2023年5月16日火曜日

StableDiffusionWebUI を Intel Mac 上で動かしてみる

StableDiffusionWebUI を Intel Mac 上で動かしてみる

概要

Intel Mac 搭載の MacBookAir 2014 Late で動作するか試してみました

環境

  • MacBookAir late 2014
    • Intel® Core™ i7-4650U CPU @ 1.70GHz
    • Memry8GB
    • Intel HD Graphics 5000
  • macOS 11.7.6
  • Stable Diffusion WebUI
  • Python 3.10.9

インストール

  • git clone https://github.com/AUTOMATIC1111/stable-diffusion-webui
  • cd stable-diffusion-webui
  • sh webui.sh --no-half --use-cpu all

今回は CPU リソースのみ使用するので --no-half --use-cpu all オプションが必須です

必要なライブラリなどがない場合は適当に Homebrew でインストールしてください

v1-5-pruned-emaonly.safetensors モデルが 4GB ほどあるのでディスク容量があることも確認してください

起動までに掛かった時間

モデルのダウンロードも含めて 20 分くらいで完了します
ダウンロード後にロードもあるので低スペックマシンだと起動だけで結構な時間がかかります

なお起動すると CPU もメモリもかなり消費量が上がりマシンの動作が重くなります

動作確認

http://127.0.0.1:7860/ にアクセスしましょう

試しに適当に画像を出力してみました
プロンプトは「a cute girl」にしています

出力までにかかった時間

とりあえずデフォルトの設定で1枚出力するのに 約 10 分はかかりました

20/20 [12:01<00:00, 36.09s/it]

ステップ数は20なのでこれを増やせばもっと時間はかかるかなと思います

最後に

StableDiffusionWebUI を IntelMac 上で動かしてみました
動くには動きますが画像の生成にかなり時間がかかるので検証などに使うのもあまりおすすめはできません

もう少しいい CPU の Mac ならもっと生成は早くなるかもしれません

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