概要
Amazon の S3 のクライアントツールには Blackberry や Cyberduck などマシンにインストールして使うツールがいくつかあります
ただわざわざインストールして使うのも面倒なので Web ベースのクライアントツールを探していました
MinIO の Web コンソールが s3 や azure に対応しているようなので使ってみました
環境
- Ubuntu 18.04
- docker 20.10.7
- minio RELEASE.2022-04-12T06-55-35Z
準備
事前に S3 のアクセスキーとシークレットキーを取得しておいてください
S3 用の Web クライアントとして起動
docker が使えるので docker を使います
docker run --rm -p 9100:9100 -p 9000:9000 --name minio-s3 -e "MINIO_ROOT_USER=AKIxxx" -e "MINIO_ROOT_PASSWORD=xxx" quay.io/minio/minio gateway s3 --console-address ":9100"
MINIO_ROOT_USER と MINIO_ROOT_PASSWORD にアクセスキーとシークレットキーを設定して起動します
これで localhost:9100 にアクセスするとログイン画面が表示されます
ログインユーザとパスワードは s3 のアクセスキーとシークレットキーでログインできます
S3 互換のクラウドストレージサービスのクライアントとして起動
もし S3 互換のクラウドストレージサービスであればエンドポイントを変更することで Web クライアントとして使うことができます
docker run --rm -p 9100:9100 -p 9000:9000 --name minio-s3 -e "MINIO_ROOT_USER=AKIxxx" -e "MINIO_ROOT_PASSWORD=xxx" quay.io/minio/minio gateway s3 https://jp-east-1.storage.api.nifcloud.com:443 --console-address ":9100"
例えばニフクラのオブジェクトストレージサービスであれば上記のようにエンドポイントを指定することでアクセスできます
アクセスキーとシークレットキーは各クラウドストレージサービスで発行されたものを使ってください
最後に
S3 の Web ベースクライアントがなかったので調査してみました
起動ログを見ると gateway のコードはなくなります的なことが書いてあるのでもしかすると使えなくなるのかもしれないですが、、
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