2022年4月16日土曜日

S3 の Web ベースクライアントは MinIO の gateway s3 を使うのがいいかも

S3 の Web ベースクライアントは MinIO の gateway s3 を使うのがいいかも

概要

Amazon の S3 のクライアントツールには Blackberry や Cyberduck などマシンにインストールして使うツールがいくつかあります

ただわざわざインストールして使うのも面倒なので Web ベースのクライアントツールを探していました

MinIO の Web コンソールが s3 や azure に対応しているようなので使ってみました

環境

  • Ubuntu 18.04
  • docker 20.10.7
  • minio RELEASE.2022-04-12T06-55-35Z

準備

事前に S3 のアクセスキーとシークレットキーを取得しておいてください

S3 用の Web クライアントとして起動

docker が使えるので docker を使います

docker run --rm -p 9100:9100 -p 9000:9000 --name minio-s3 -e "MINIO_ROOT_USER=AKIxxx" -e "MINIO_ROOT_PASSWORD=xxx" quay.io/minio/minio gateway s3 --console-address ":9100"

MINIO_ROOT_USER と MINIO_ROOT_PASSWORD にアクセスキーとシークレットキーを設定して起動します

これで localhost:9100 にアクセスするとログイン画面が表示されます
ログインユーザとパスワードは s3 のアクセスキーとシークレットキーでログインできます

S3 互換のクラウドストレージサービスのクライアントとして起動

もし S3 互換のクラウドストレージサービスであればエンドポイントを変更することで Web クライアントとして使うことができます

docker run --rm -p 9100:9100 -p 9000:9000 --name minio-s3 -e "MINIO_ROOT_USER=AKIxxx" -e "MINIO_ROOT_PASSWORD=xxx" quay.io/minio/minio gateway s3 https://jp-east-1.storage.api.nifcloud.com:443 --console-address ":9100"

例えばニフクラのオブジェクトストレージサービスであれば上記のようにエンドポイントを指定することでアクセスできます

アクセスキーとシークレットキーは各クラウドストレージサービスで発行されたものを使ってください

最後に

S3 の Web ベースクライアントがなかったので調査してみました
起動ログを見ると gateway のコードはなくなります的なことが書いてあるのでもしかすると使えなくなるのかもしれないですが、、

参考サイト

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