概要
ツールバーは URL バーの隣にある領域です
ここに独自にアイコンをセットすることでクリック時の処理などを extension で書くことができます
今回は設置方法とクリックイベントのハンドリングをしてみたいと覆います
環境
- macOS 10.13.6
- Firefox 62.0
manifest.json
- vim manifest.json
{
"manifest_version": 2,
"name": "Toolbar test",
"version": "1.0",
"description": "Display icon on toolbar and click test.",
"background": {
"scripts": ["main.js"]
},
"browser_action": {
"default_icon": {
"20": "icons/icon-20.png"
},
"default_title": "test"
}
}
browser_action
でツールバーにアイコンを配置できます
icons/icon-20.png
を適当に配置しましょう
画像がない場合は透明なアイコンが表示されます、透明なのでアイコンがあるかどうかはカーソルを合わせないとわからないので画像を準備しましょう
default_title
はカーソルを合わせた際のツールチップの情報です
main.js
- vim main.js
function onClicked() {
console.log("clicked");
}
browser.browserAction.onClicked.addListener(onClicked);
browser.browserAction.onClicked
にリスナーを追加することでクリックイベントを監視することができます
動作確認
about:debugging
にアクセスして manifest.json を読み込みましょう
アイコンが表示されたクリックすると console.log が表示されると思います
最後に
Firefox の Webextension でツールバーを操作する方法を紹介しました
コンテキストメニューの場合は右クリックが必要でしたがツールバーの場合はクリックのみなのでやることが一つ減ります
ただツールバーの場合はアイコン用の画像が必要になります
extension でやりたいことに合わせて適切な UI を選択しましょう
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