概要
Arduino Pro mini に I2C 接続されたデバイスのアドレスを Wire ライブラリを使って探してみました
Arduino で I2C を使うには I2C ごとに固有に振られたアドレスがあり、それが必要だったので検索してみました
環境
- Mac OS X 10.10.5
- Arduino IDE 1.6.12
- Arduino Pro mini (5v, 16MHz)
配線
前回使用した MCP9808 を使って探してみたいと思います
リンクを元に同じように配線してください
スケッチ
I2C デバイスを探すためのスケッチになります
書けたらスケッチを書き込んでみましょう
#include <Wire.h>
void setup() {
Wire.begin();
Serial.begin(9600);
while (!Serial);
Serial.println("\nI2C Scanner");
}
void loop() {
byte error, address;
int nDevices;
Serial.println("Scanning...");
nDevices = 0;
for (address = 1; address < 127; address++ ) {
Wire.beginTransmission(address);
error = Wire.endTransmission();
if (error == 0) {
Serial.print("I2C device found at address 0x");
if (address < 16) {
Serial.print("0");
}
Serial.print(address, HEX);
Serial.println(" !");
nDevices++;
} else if (error == 4) {
Serial.print("Unknow error at address 0x");
if (address < 16) {
Serial.print("0");
}
Serial.println(address, HEX);
}
}
if (nDevices == 0) {
Serial.println("No I2C devices found\n");
} else {
Serial.println("done\n");
}
delay(5000);
}
動作確認
シリアルモニタを開いて確認すると以下のようにデバイスのアドレスが取得できるのがわかると思います
見つからない場合はずっと「Scannning…」で止まっています
最後に
Arduino Pro mini を使って I2C デバイスを検索する方法を紹介しました
検索するだけであれば、特にライブラリをインストールすることもなく簡単にできます
I2C デバイスを Aruduino で制御する場合大抵は専用のライブラリを使います
ただ、ライブラリをインストールしないでも標準の「Wire」というライブラリを使ってもアクセスすることができます
次回は、Wire.h だけを使って MCP9808 から温度情報を取得してみたいと思います
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