概要
LPIC (Linux Professional Institute) 201 を受験して合格したので受験までの流れと学習方法を備忘録がてら残しておきます
流れ
まず全体的な流れですが以下の通りです
- LPIC アカウントの申し込み
- ピアソン VUE アカウントの取得と受験の登録
- お勉強
- 当日受験する
という感じです
ぶっちゃけ一番たいへんだったのは 1 2 の流れでした
申し込み
基本的には Web ですべて行います
受験費用の支払いもクレジットカードを使って Web ですべて行えます
LPIC アカウントの取得
LPI から始まるアカウントを取得すれば OK です
LPIC の Web サイトから登録してください
ちょっと記憶が曖昧なのですがメールアドレスだけあれば登録できます
個人情報の他、職種なども入力します
登録した個人情報の住所宛に認定書が届くのだと思います
ピアソン VUE アカウントの取得と受験日の登録
受験するには LPIC アカウント以外にピアソン VUE のアカウントが必要になります
基本はこのページを参考にすれば OK です
LPIC アカウントとは別のアカウントになるので注意してください
完全に別のページに飛ばされて作業することになります
受験の登録や決済などはすべてこちらのアカウントを使って行うことになります
詳細な方法はサイトを参考にすればできると思います
受験をする際には会場と日時を選択することができるので自身の好きな場所と日時を選択して受験を申し込んでください
お勉強方法
難関だったアカウントの登録と受験の登録が完了すればあとは勉強するだけです
ちなみに自分は「資格を取ろう」と思った日から一ヶ月後を受験日にしたので約一ヶ月勉強しました
で、勉強方法は Kindle を使って参考書を一冊購入してひたすらその参考書を勉強しました
購入した参考書はこちら
- Linux教科書 LPIC レベル2 スピードマスター問題集 Version4.0対応
これを Kindle Store で購入しました
で、あとは Mac と iPhone と Nexus7 (Tablet) を使ってどこでも勉強してました
参考書を選択する際の大前提なのですが、現在 LPIC2 は Version4.0 になっているので、それに対応した参考書を選択しました
他に有名なアズキ本という赤い参考書があったのですが、自分はそれにせず問題ベースの参考書にしました
理由は特にないですが、資格の勉強をするときにとりあえず過去問をやりまくったほうが合格しやすいという個人的な傾向があったのでそうしました
この参考書自体を購入するのもおすすめですが、個人的にオススメの方法は Kindle 版を購入することです
Kindle 版を購入すれば本を持たなくていいし、スマホがあればどこでも勉強できるのでかなり勉強時間を有効的に使えます
最終的にこの参考書の LPIC201 の部分を
- 100% 正解できるまで何回も問題を解く
- 注釈部分を細く読んで覚える
- 模擬試験も 100% になるまで解く
ということを繰り返しました
問題を 100% 解けるようになるのはあたりまえですが、注釈の説明にあるコマンドやオプションも覚えておくと更にテストでは楽になります
あとは少しだけ Web にある過去問とかを解きましたが無料の過去問だと Version4.0 に対応していなくてあまり参考にならなかったのでほぼやっていません
当日
受験日当日ですが、忘れずに持っていくものが 2 点あります
- 免許書 (顔写真付きの身分証明書が他にあればそれでも OK)
- パスポート (直筆サイン入りの証明書が他にあればそれでも OK)
これがないと受験できないので注意してください
特に 2 つ目の直筆サイン入りの証明書がないと受験できないので注意してください
受付
受付では名前を言って用意した身分証明書を見せれば OK です
あとは受験前に簡単なガイダンスと書類へのサインをするだけでした
なぜかサインした日付と受験後に終了した時刻もサインする必要がありました
そして、受付が完了するとサインペンとボードが渡されます
テスト会場へは基本的に何も持ち込むことができません (身分証明書だけ持ち込みます)
テスト中に何かメモしたい場合にはそのボードに書くと良いと思います
自分は特にボードは使いませんでしたが、自身がない問題の番号とかを書いておいてあとで見直すときに使ったりすると良いかもしれません
でも、CBT に見直し機能が付いているのでそれも必要ないかもしれません
試験
自分が受験した会場は個室というわけではなく他の人もいるテスト会場でした他の人とは 1 枚の壁というかパーティションで区切られているだけで、打鍵音やつぶやき声が普通に聞こえる環境でした
なので、部屋に消音用のヘッドホンが備え付けてあり音が気になる方はそれをつけてテストすると良いと思います
が、消音効果はあまりなく打鍵音とかは普通に聞こえてしまうので、完全に静かな状態にするのは難しいと思います
基本は CBT でパソコンでキーボードとマウスを使って解いていきます
全 60 問で 60 問目に「終了する」的なボタンが出るので、それを押すとテスト終了になります
テストを終了する前にもちろん見直しはできるので安心してください
見直しも終了して問題ない場合は「終了する」をドキドキしながら押してください
次の画面で合否が速攻で表示されます
試験後
合否が出たら試験は終了です
その後で CBT 上で簡単なアンケートが始まりますが、これは回答しなくても OK です
会場を出て、受付時にもらったボードとペンを受付に持っていけば終了です
試験終了時に再度サインをし、スコアレポートをもらって終了となります
ちなみに今回もらったスコアボードは以下の通りです
各問題のどこで間違えたとかは教えてくれません
ジャンルごとに何パーセント正解したかだけレポートしてくれるようです
最後に
LPIC201 に合格したのでレポートを備忘録として残しておきました
細かい問題の内容は持ち帰れないので全く覚えていませんが、参考書の問題集にあった過去問的なやつが結構出てくる印象はあったので、問題集を解きまくるのは LPIC 合格への近道なような気がします
なぜか自分は 201 から受験したので今後 101, 102, 202, 30X を受験して行こうかなと思います
何はともあれ合格したのは良かったのですが、最終的に一番たいへんだったのが受験のためのアカウントの登録と申し込みだったというのが個人的な印象です
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