概要
コンソールから Ops エージェントをインストールするとなぜかアンインストールしても勝手に再インストールしてしまうので完全にアンインストールする方法を紹介します
環境
- Ops エージェント 2.60.0
- Ubuntu 22.04
まずは purge
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sudo apt purge google-cloud-ops-agent
設定ファイルの削除
purge した場合は基本ないはずですが一応確認します
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sudo ./add-google-cloud-ops-agent-repo.sh --remove-repo
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sudo rm /etc/apt/sources.list.d/google-cloud-monitoring.list
/opt 配下にも何も無いことを確認します
VM のカスタムメタデータの削除
これがあるとエージェントが勝手に再インストールしている可能性があるので削除します
コンソールでも OK です
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gcloud compute instances remove-metadata YOUR_INSTANCE_NAME --zone=YOUR_ZONE --keys=enable-osconfig
VM のラベルの削除
- VM インスタンス -> 選択 -> 編集 -> ラベルを管理 -> goog-ops-agent-policy のラベルを削除
デフォルト
以下のエージェントだけになっていればデフォルトの状態です
dpkg -l | grep google
ii google-compute-engine 20230808.00-0ubuntu1~22.04.1 all Google Compute Engine guest environment.
ii google-compute-engine-oslogin 20231004.00-0ubuntu1~22.04.3 amd64 Google Compute Engine OS Login
ii google-guest-agent 20231004.02-0ubuntu1~22.04.5 amd64 Google Compute Engine Guest Agent
ii google-osconfig-agent 20240524.03-0ubuntu2~22.04.1 amd64 Google OS Config Agent
動作確認
最終的にはコンソールでオブザーバビリティを確認したい際に「Opsエージェントをインストール」が表示されていれば完全に削除できています
インストール中の保留中やメトリクスが送信できないような文言の場合はまだタグやラベルが残っている可能性があります
最後に
GCP の小さめのインスタンスに Ops エージェントをインストールすると CPU とメモリを食い尽くして他のプロセスが全く動かなくなるので安易にインストールするのはやめておきましょう
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