概要
前回 VSCode に RooCode をインストールし簡単に試してみました
今回は MCP と連携する方法を紹介します
環境
- Windows11
- VSCode 1.103.2
- RooCode 3.25.23
- node 22.15.1 (via nvm for windows)
node のインストール
MCP は今回 File System を使います
npx で動作するので nodejs を事前にインストールしておきましょう
VSCode のターミナルで node -v を実行しバージョンが表示される環境であれば何でも OK です
MCP の追加
- 左メニューの RooCode のアイコンをクリック
- 右上の「・・・」のメニューをクリック
- 「MCP Servers」を選択
- 「MCP マーケットプレイス」を表示
- 「File System」をインストール
- インストール範囲の選択
- プロジェクトだとそのプロジェクト内でのみ MCP サーバが起動します
- グローバルだとどのプロジェクトを開いても MCP サーバが起動します
- File System の場合はどのプロジェクトでも使うのでグローバルでもいいかなと思います
- Allowed Directory の設定
- Windows であれば
C:\\Users\\usernameなどを設定します - バックスラッシュはエスケープが必要なので2つ入力するので注意しましょう
インストールが完了して起動していれば OK です
起動の確認は先程の「・・・」->「MCP Servers」の一覧でステータスが緑になっていることを確認するか VSCode のターミナルで
tasklist | Select-String -Pattern "node"
と実行してプロセスがあることを確認しましょう
mcp_settings.json の場所
グローバルの場合は以下でした
C:\Users\username\AppData\Roaming\Code\User\globalStorage\rooveterinaryinc.roo-cline\settings\mcp_settings.json
動作確認
RooCode のターミナルで動作確認します
デフォルトだとプロジェクト配下しか検索しないので Allowed Directory で指定したパスを明示的に教えたほうが確実です
また自動承認に「MCP」を追加しておくことをおすすめします
MCPを使って C:\\Users\\username から ps1 拡張子のファイルを検索してください
CPU がフル回転して MCP 経由でファイルが探索されているのが確認できると思います
最後に
RooCode で MCP サーバと連携してみました
Windows の場合アンチマルウェア対策などがされているとうまく MCP サーバが動作しないことがありそうです
ちなみにこの方法は code-server でも動作します (code-server は拡張を使うので要 https 化)
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