概要
前回 Claude を Mac にインストールしてみました
今回は Claude Desktop の MCP クライアントとしての機能を使ってみます
サーバ側は https://github.com/github/github-mcp-server を使います
この MCP サーバは Github にある自身のリポジトリや Issue などを検索するのに役立ちます
環境
- macOS 15.4
- Claude desktop 0.9.2
- docker 28.0.4
MCP サーバの追加
Claude desktop に MCP サーバを追加します
設定ファイルがあるのでそれに MCP サーバの定義を追加します
claude_desktop_config.json 自体は初回にはないので作成すれば OK です
-
vim ~/Library/Application\ Support/Claude/claude_desktop_config.json
{
"mcpServers": {
"github": {
"command": "docker",
"args": [
"run",
"-i",
"--rm",
"-e",
"GITHUB_PERSONAL_ACCESS_TOKEN",
"ghcr.io/github/github-mcp-server"
],
"env": {
"GITHUB_PERSONAL_ACCESS_TOKEN": "<YOUR_TOKEN>"
}
}
}
}
YOUR_TOKEN の部分には Github から取得したトークンを入力してください
MCP サーバはほぼすべての Github API を使用するので権限は多めに設定するのがいいかなと思います
MCP サーバに呼び出させたい API だけ権限を付与するのもありです
このように記載すると Claude 起動時に docker を使って自動で MCP サーバを起動してくれます
動作確認
初回起動時は Claude から docker へのアクセス権限がなく失敗するので許可してから再起動しましょう
MCP サーバが docker で起動していれば OK です
docker ps
CONTAINER ID IMAGE COMMAND CREATED STATUS PORTS NAMES
3b725ec0e9a8 ghcr.io/github/github-mcp-server "./github-mcp-server…" 1 second ago Up 1 second amazing_lumiere
これで Github に関する質問をすると MCP サーバを介して検索してくれます
最初に get_me という命令を使って自分の Github の情報を Claude が取得してもいいか聞かれるので許可します
こんな感じで Claude が MCP サーバを介して Github から必要な情報を取得してくれます
最後に
他にも公開されている MCP サーバはたくさんあるので助けてほしい項目のサーバがあれば追加してみるといいかなと思います
基本的には RAG に近い機能ではありますが MCP サーバを構築/追加するだけであるコンテキストに特化した情報が簡単に検索できるようになるので便利です
また MCP サーバというかアプリケーションなので例えば Github であれば Issue を作成したり Pull-Request の操作なども Claude desktop からできるようにもなります
起動した MCP サーバは Claude desktop を閉じれば自動的に停止します
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