2021年9月24日金曜日

docker で monero のマイニング

docker で monero のマイニング

概要

もしリソースが余っている場合はマイニングするのもいいかもしれません

環境

  • macOS 11.5
  • docker 20.10.7

Monero Wallet のダウンロードとインストール

ここから Mac 用のウォレットアプリをダウンロードしインストールします

執筆時点では以下のようにインストールしました

  • Simpleモードでインストール
  • 新規でウォレットの作成

ウォレットのパスワードと途中に表示される秘密のパスワードは必ず忘れないようにしましょう

初回起動時はデーモン同期で時間がかかるので待ちましょう

Wallet アドレスの取得

Monero ウォレットアプリで確認できます   「受け取る」->「Address」で表示されるランダムな文字列がウォレットアドレスになります

Primary Address とも書いてあります

イメージの作成

今回はmonero-miner-dockerを使います

コンテナ起動

あとはコンテナを起動するだけです
WALLET 部分には取得したウォレットアドレスを記載します

  • docker run -d -m 4g --name monero -e WALLET=“44pxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx” monero-cpu-miner

メモリは 4g 設定していますが 3g でも大丈夫です

動作確認

問題なくコンテナが動作していれば大丈夫です
30 分くらいしたら https://supportxmr.com/ で自分のウォレットアドレスを入力して見つかるか確認しましょう

もし見つからない場合はまだマイニングできていません
ウォレットアドレスやマイニングプールにちゃんと接続できる環境かなどログから調べてください

その他

デフォルトのマイニングプールは pool.supportxmr.com:5555 になっています

手元の Mac で試した感じだと出ても 300H/s くらいでした
Monero に換算すると一日頑張っても 0.02 XMR (2ドル) くらいです

電気代と釣り合わないもしくはマシンがオーバーヒートするような場合はマイニングを停止しましょう

クラウドでは間違ってもやらないようにしましょう
マイニングができるクラウドサービスもありますが GCP の無料プランなどは規約に違反することになりアカウントが BAN される可能性もあるので注意してください

GPU も使いたい場合は別のイメージを使いましょう

MSR モジュールが使えないと高速モードで動作しないので mac ではなく Linux 環境のほうがいいのかもしれません

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