概要
Ubuntu 18.04 で C++ を開発する環境の構築と実際に簡単なサンプルを動作させてみました
環境
- Ubuntu 18.04
- g++ 7.3.0
環境構築
apt -y install g++
必要なのはこれだけです
Getting Started
mkdir workspace
cd workspace
vim test.cpp
#include <iostream>
using namespace std;
int main() {
cout << "Hello C++" << endl;
return 0;
}
g++ -o test test.cpp
./test
と実行すると「Hello C++」と表示されると思います
cout
に対して値をリダイレクトすることでその値標準出力に表示することができます
cont は iostream
に含まれる std::cout を使っているのでヘッダ部分で iostream を include しています
他のライブラリを使ってみる
cmath という数式を扱えるライブラリを使ってみます
- vim test2.cpp
#include <iostream>
#include <cmath>
using namespace std;
int main() {
float ret = fmax(100, 1);
cout << ret << endl;
return 0;
}
g++ -o test2 test2.cpp
./test2
で 100 と表示されます
fmax は与えられた 2 つの値の間で最大を求めてくれる関数です
100 と 1 は逆でも大丈夫です
最後に
Ubuntu で C++ に入門していみました
環境構築は g++ というコンパイラをインストールするだけなのでかなり簡単かなと思います
Windows などのデスクトップ環境を使えるのであれば IDE もあると思います
今回は単純なバイナリを出力するだけでしたが共有ライブラリ化などすれば他のプログラムから利用可能な形式にすることも可能です
コーディング規約は日本語であればここが参考になると思います
また本格的に始めるのであればテストやドキュメンテーションなども気にする必要はあるかなと思います
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