概要
Portainer は docker コンテナを GUI 上で操作することができるマネージメントツールです
Kubernetes や Mesos, Openshift などとカテゴリ的には同じですが複雑な構成は不要でコンテナを一つ立ち上げるだけで GUI を確認することができます
ホストもシングル構成でとりあえず GUI がほしい場合には便利なので紹介します
環境
- Ubuntu 16.04
- docker 17.05
- Portainer
Portainer の起動
docker run -d -p 9000:9000 --restart always -v /var/run/docker.sock:/var/run/docker.sock -v /opt/portainer:/data portainer/portainer
これでブラウザで 9000 番にアクセスできます
初期設定
とりあえずユーザを作成するように言われるのでパスワードを入力して作成します
可視化する docker ホストを指定します
今回は localhost なので Local 側を選択しましょう
ダッシュボードにアクセス
こんな感じでダッシュボードが表示されます
コンテナの一覧はこんな感じです
起動/停止はもちろん削除や追加もできます
イメージの一覧はこんな感じです
pull もできます
あとは基本的なストレージやネットワークが見れる他、イベントが見れたり別のコンテナホストを追加したりもできます
ユーザも追加できるので Read Only ユーザなどを作成して簡単な ACL 的なこともできます
最後に
コンテナを簡単に GUI で確認できるようになる Portainer を試してみました
個人的にはかなり便利なツールだなと思います
大規模なプロダクションだと心細いですが個人利用でとりあえずってことであればこれで十分だと思います
API もあるので独自コンパネを作ったり CLI ツールなども作れます
クラスタ構成でロードバランサ使いとか HA したいみたいな話が出たら素直に kubernetes などを導入しましょう
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