2018年3月29日木曜日

コンテナをサクッと GUI でみたい場合には Portainer が便利

概要

Portainer は docker コンテナを GUI 上で操作することができるマネージメントツールです
Kubernetes や Mesos, Openshift などとカテゴリ的には同じですが複雑な構成は不要でコンテナを一つ立ち上げるだけで GUI を確認することができます
ホストもシングル構成でとりあえず GUI がほしい場合には便利なので紹介します

環境

  • Ubuntu 16.04
  • docker 17.05
  • Portainer

Portainer の起動

  • docker run -d -p 9000:9000 --restart always -v /var/run/docker.sock:/var/run/docker.sock -v /opt/portainer:/data portainer/portainer

これでブラウザで 9000 番にアクセスできます

初期設定

とりあえずユーザを作成するように言われるのでパスワードを入力して作成します
portainer1.jpg

可視化する docker ホストを指定します
今回は localhost なので Local 側を選択しましょう
portainer2.png

ダッシュボードにアクセス

こんな感じでダッシュボードが表示されます
portainer3.png

コンテナの一覧はこんな感じです
起動/停止はもちろん削除や追加もできます
portainer4.png

イメージの一覧はこんな感じです
pull もできます
portainer5.png

あとは基本的なストレージやネットワークが見れる他、イベントが見れたり別のコンテナホストを追加したりもできます
ユーザも追加できるので Read Only ユーザなどを作成して簡単な ACL 的なこともできます

最後に

コンテナを簡単に GUI で確認できるようになる Portainer を試してみました
個人的にはかなり便利なツールだなと思います
大規模なプロダクションだと心細いですが個人利用でとりあえずってことであればこれで十分だと思います

API もあるので独自コンパネを作ったり CLI ツールなども作れます

クラスタ構成でロードバランサ使いとか HA したいみたいな話が出たら素直に kubernetes などを導入しましょう

参考サイト

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