2017年10月4日水曜日

MacOS 版の Realm Browser を試してみた

概要

シミュレータを使ってアプリの動作確認をしている場合に Realm の中身を見たくなると思います
そんなときは Realm Browser を使うと良いです

環境

  • macOS X 10.12.6
  • Realm Browser 2.1.12

インストール

App Store でダウンロードできます
realmbrowser1.png

オープンソースとして公開されているので自分でビルドしてインストールすることも可能です
インストールできたら開きましょう

.realm ファイルを開く

起動すると以下のような画面になると思います
realmbrowser2.png

今回はシミュレータが作成した .realm ファイルを直接指定して中を確認してみます
.realm ファイルはターミナルで find コマンドなどを使うと簡単に探すことができると思います

  • sudo find / -name "*.realm"
/Users/hawksnowlog/Library/Developer/CoreSimulator/Devices/0E143484-CE4B-4DB2-8199-1807D471FC96/data/Containers/Data/Application/3E51916E-8681-4CB6-94EF-9A026C0E6A9E/Documents/default.realm
/Users/hawksnowlog/Library/Developer/CoreSimulator/Devices/9D4DB814-B7B0-4109-B4B7-E6B5B518B9BA/data/Containers/Data/Application/CC9860EF-C33B-4B27-9FF4-78DC71ED1E61/Documents/default.realm
/Users/hawksnowlog/Library/Developer/CoreSimulator/Devices/D2AC5D62-554C-4E34-AB65-F065147D5B5C/data/Containers/Data/Application/0E7BB6D6-3EF2-459B-9C93-DB8D39E95D28/Documents/default.realm

大抵は /Users/username/Library/Developer/CoreSimulator/Devices がシミュレータごとにあってその配下に default.realm ファイルがあると思います
これを直接指定しましょう
realmbrowser3.png

もしアクセスが必要だとみたいなダイアログが出た場合は「Allow」を選択しましょう

動作確認

開けると以下のような画面になると思います
realmbrowser4.png

レコードを選択すると Delete と Copy を選択できるようです
また、カラムの値の部分を Enter で選択すると編集できます
流石に新たに Models を追加することはできないようです
またマイグレーションもできないようです

ロックする機能もあり間違って削除したり値を変更させないようにすることもできるようです

最後に

MacOS で Realm Browser を試してみました
実機上の .realm ファイルを確認する場合は xcode を使って実機データ (.xcappdata) をダウンロードしてそれを展開するとその中に default.realm ファイルがあるのでそれを Realm Browser で開けば OK です

0 件のコメント:

コメントを投稿