概要
MacOS のアップデートやアプリのアップデートをするとディスクが「その他」の領域で逼迫することがよくあります
そのたびにキャッシュや不要なアプリの設定などを削除するので備忘録として残しておきます
環境
- macOS 10.15
~/Library/Developer
Xcode のビルドキャッシュやシミュレータのキャッシュ、古い Xcode のバージョンなどが保存されているようです
削除しても問題ないので Developer ディレクトリごと削除しましょう
Xcode を再度開くとディレクトリも再作成されます
~/Library/Containers/com.docker.docker
docker をインストールしている場合にはここが肥大化することがあるようです
不要な docker イメージやコンテナ、ボリュームがあれば削除しましょう
~/Library/Android
昔 AndroidStudio などをインストールした場合に残っていることがあるようです
他にも Android 関連のディレクトリが残っている場合は削除して OK です
参考
~/Library/Caches
ユーザキャッシュになります
キャッシュなので削除すれば OK ですが
インフラツール系のキャッシュ
~/.vagrant.d
や ~/.minikube
などです
使っていなければ一旦削除でも良いと思います
~/.local
ディレクトリは Python の virtualenvs で作成したプロジェクトが作成されるので不要であれば削除しましょう
メディア系のファイル
GarageBand (~/Music
) や iMovie (~/Movies
) で編集したファイルは大きくなりがちなので削除するか外部のドライブに避難させましょう
最後に
基本は Library 配下が大きくなるようなのでそこで sudo du -h -d 1 | sort -h
を叩いて大きいサイズのディレクトリを削除していけば OK です
削除して OK なディレクトリかどうかは調べてみるとよいと思います
一旦テンポラリのディレクトリに移動してから該当のアプリを立ち上げて挙動を確認してから削除しても良いと思います
~/Library/Developer 配下は特に「~/Library/Developer/Xcode/iOS DeviceSupport」と「~/Library/Developer/Xcode/DerivedData」が大きいです、前者はシミュレータデバイスがあり後者はアプリのビルドキャッシュがあります
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