2019年3月2日土曜日

Star Wifi を 100GB 以内に抑えるコツ

概要

Star Wifi は 100GB を超えると速度制限になるようです
速度制限になった場合は翌月一日にならない限り解消されません
容量の追加購入もできないので速度制限になると何もできなくなります
今回は経験から 100GB に抑えるコツを紹介します

環境

  • StarWifi ルータ 601HW

抑えるコツ

基本的に動画が音楽などメディアストリーム系のサービスが容量を消費します
なのでこれらのアプリや設定を駆使します

Youtube

視聴する際に画質を 144p or 240p にします
1 時間を超える動画視聴の場合には必ず上記にしましょう
5 分や 10 分程度であれば 360p 以上でもいいですが 1080p は使わないほうが吉です
Youtube アプリでもブラウザでも画質設定はできるので、どちらで視聴する場合でも設定するのをおすすめします

Abema.tv

Youtube 同様画質設定をしましょう
ただし Abema の場合はアプリのみしか画質設定できません
Youtube のように具体的に画質を設定するわけではなく「通信節約モード」というモードがあるのでこれをオンにするだけです
ブラウザ版には通信節約モードがありません
回線の速さと画面の大きさに応じて自動的に画質が決まるようなので、おそらく Youtube でいうところの 720p 以上にはなると思います

StarWifi の場合、速度制限を受けていないとそれなりの速度が勝手に出てしまうのでこれに気づかずにブラウザでずっと Abema を見ているとあっという間に 100GB になってしまいます

Amazon Prime

これもアプリで画質設定ができるのでやりましょう
FireTV Stick でも画質設定ができるのでやっておきます
FireTV で視聴する際に注意しなければいけないのは、画質設定が有効なのはあくまでも Amazon Prime で提供されている動画を見るときだけということです
どういうことかというと FireTV にはアプリがありアプリを使って動画を見ることもできます
例えば Silk を使えば Youtube も見れますし、Abema.tv のアプリを使えば FireTV で Abema を視聴できます
しかしこれらアプリで視聴する動画には FireTV の画質設定が効きません
アプリの画質設定はアプリ側でできる場合もありますがほとんどの場合は自動画質設定です
回線速度と画面の大きさに応じて自動的に決まる方式なので、これも先程の Abema.tv 同様に気づかないとあっという間に 100GB に到達してしまいます

Spotify

これは音楽ストリーミングなので動画ほど容量は使いません
が、Spotify にも音質設定があるので設定しておきましょう
自分は音質の良し悪しがほぼわからないので低音質にしても全く問題がないので低音質で聴いています

その他

基本的には画質設定ができるアプリや Web ページで見るようにしましょう
できない場合は長時間の視聴は避けましょう
経験的にはスマホアプリだとストリーミング系のアプリはほとんどのアプリで画質設定ができました
スマホの場合、画面が小さいのがネックですがタブレットがあればタブレットで見ると良いと思います

使わないほうがいいデバイス

上記の通り画質設定が効かないデバイスやアプリは極力使わないようにしましょう

Chromecast

実は画質設定ができません
Chromecast の仕組みを考えると当然なのですができないので避けましょう
わーい、Youtube が大画面テレビで見れるーと思って動画を Chromecast のみで見ているとあっという間に 100GB に到達してしまいます

FireTV Stick + アプリ

これは先程の通りで画質設定できないアプリの場合はやめておきましょう
普通に Amazon Prime の動画を見る分には問題ないです (問題ないと言っても容量は減っているので 1 ヶ月間流しっぱなしは危険です)

どうしようもない通信

あとは生活する上でどうしようもない、容量を節約できない通信がいくつかあったので紹介します

Podcast

iPhone などの Podcast アプリは音質設定できません
が、正直音質設定しないでもほぼ容量は減りませんでした
Podcast の音質自体 64kbps で配信されているのが多いのでそれが要因だと思います
ハイレゾで配信している Podcast もあると思いますがほぼ聞いたことがありません
聞いている側は配信している音源の音質などわからないのでどうしようもないのですが基本は気にしないで大丈夫だと思います

git

開発する人は必須かなと思います
主には pull/push です
リポジトリのサイズが大きければ大きいほど容量には影響します

docker

これも開発する人には必須かなと思います
git 同様イメージのサイズに応じて変化します

OS アップデートなど

意外とどうしようもないのがこのアップデート系です
iPhone や Mac の iOS/macOS アップデートなどは数 GB 必要になります
しかも複数台所持している場合には x 台数分容量を消費します
Redhat のように同一 LAN 内にアップデート用の配信サーバを配置してそこから配信できるような仕組みがあれば別ですがおそらくないと思います

あとは各種ツールやアプリのアップデートです
スマホのアプリでも大きいのは数 GB あると思います
Mac の場合は homebrew や bundler などでのダウンロードやアップデートが影響的には大きいかなと思います

さすがにこの辺りはどうしよもないかなと思います

その他

基本的なネット上の作業はどうしようもないです
単純な検索でも容量は使っています
上記はその中でも容量を食いやすい通信になります

それでも容量を節約したい場合などはあまり重いページやメディアコンテンツの埋め込みが多いページへのアクセスは控えたりする感じだと思います
アップデートに関してはさすがにしないわけにはいかないので最低限の通信として消費するしかないと思います

所感

「こうしたほうがいいな」とか「こうなったらいいな」といった希望的観測を含みます

ルータ側で速度制限できるような仕組みがあると良い

これがあると一番いいなと思いました
現状は容量が残っている限り出せる速度は MAX まで出してしまいます
そのせいで Chromecast などが使えない状況になっているので、ルータ側で速度制限できれば良いかなと思いました

もしかするとそういった機能をもったモバイルルータもあるのかもしれませんが StarWifi がデフォルトで提供している 601hw にはそういった機能は見つかりませんでした

アップデートなど最低限必要な容量を考慮しなければならない

意外とこれが辛いかもしれません
StarWifi の場合 1 日にリセットなので月末までに 100GB 使い切ろうと思ってちょうど使い切ろうとすると急に 10GB とか必要になったときに大変なことになります
なので実は使い切ることは考えず容量に余裕を持っておくことが必要かもしれません

ただ月末の最終日だけを除いては別です
この日だけは使いまくって OK だと思います
残り容量を気にせずガンガン使いましょう
なぜなら次の日がリセットだからです

そもそも Starwifi をやめる

個人的に行き着いた結論はこれです
移行先としては WiMAX2 or 固定回線かなと思います

WiMAX2 に関しては 10GB/3日の速度制限にすぐかかりますが、制限中でも昼間なら問題ありません
18:00 あたりからのゴールデンタイムは使い物になりませんが、、
ということで現状は固定回線一択かなと思っています
ただ回線工事や弁当箱の設置、配線など面倒なことが多いので正直やりたくはないです

せめて 200GB あたりまで使えるのであればもう少し気楽なのですが、、

その他

自分の場合、消費した通信容量と残り容量を毎朝 Slack に通知するようにしています

やり方は簡単でルータにアクセスすると容量の情報が確認できるので、それを Selenium でスクレーピングして Slack に通知しているだけです
一応これをやるだけでも無駄な容量の消費の抑制にはなっています (そもそも容量を気にしたくはないのですが、、、)

あと不便だったのは 601hw には VPN パススルーの設定がなく外部からの VPN 接続もできませんでした

最後に

StarWifi の容量を抑えるコツを紹介しました
基本はストリーミングの容量を抑えるのがポイントです
生活をする上で最低限必要になる通信のことも考える必要があるので、そこもポイントかなと思います

不便な世の中になってしまったなと改めて思いました、、

1 件のコメント:

  1. メモ
    2019/07 に 100GB を超え制限かかった
    制限の解除は 08/01 ではなく 07/31 の 11:00 頃に解除になった挙動を示した

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