2018年4月22日日曜日

Mac 上に vagrant で CoreOS 環境を構築する

概要

Mac で docker を使う場合は docker for Mac を使っています
基本的にはこれで問題ないのですが mody がた

環境

  • macOS 10.13.4
  • vagrant 2.0.3
  • coreos vagrant (rev 62f3b54958aaef3b75d0ebaa254f7303ac2926c1)

CoreOS を立ち上げる

2375 でアクセスできるようにする

この作業は必須ではありません
CoreOS 上に ssh してそこで docker コマンドを叩いても OK です
Mac 上からアクセスしたいために 2375 ポートを LISTEN にします

  • vagrant ssh

ここから coreos 内での操作

  • sudo su -
  • vim /etc/systemd/system/docker-tcp.socket
[Unit]
Description=Docker Socket for the API

[Socket]
ListenStream=2375
BindIPv6Only=both
Service=docker.service

[Install]
WantedBy=sockets.target
  • systemctl enable docker-tcp.socket
  • systemctl stop docker
  • systemctl start docker-tcp.socket
  • systemctl start docker

これでリモートからアクセス出来るようになります

動作確認

今回は Mac 上から CoreOS 上の docker にアクセスします
Mac のターミナルから docker コマンドを使って以下のようにアクセスすることができます

  • docker -H 172.17.8.101:2375 info

IP の部分は Virtualbox の vboxnet のネットワークになります
ご自身の環境に併せて変更してください

vagrant の場合 VM 上のポートは localhost にフォーワードしてから使うということができます
2375 ポートも localhost にフォーワードしたいという場合は

  • mv config.rb.sample config.rb
  • vim config.rb
$expose_docker_tcp=2375

としてから再度 vagrant up すれば localhost でもアクセス出来ます

  • docker -H localhost:2375 info

最後に

Vagrant を使って CoreOS 環境を構築してみました
docker のバージョンもほぼ最新がインストールされてます
執筆時点の CoreOS では 18.03.0-ce がインストールされていました
ちなみに Mac 側のクライアントの docker は 18.04.0-ce-rc2 を使いました

今回はシングル構成で立ち上げる方法を紹介しましたが etcd を使ってクラスタ構成で立ち上げることもできるようです

参考サイト

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