概要
Swift3 で YouTube の動画を再生する方法を紹介します
今回は YouTubePlayer というライブラリを使って再生させてみます
環境
- macOS X 10.12.6
- Xcode 8.3.3 (8E3004b)
- YouTubePlayer 0.4.0
ライブラリインストール
cocoapods でインストールすることができます
- vim Podfile
pod 'YouTubePlayer'
- pod install
View を設置して YouTubePlayerView をカスタムクラスに設定する
まず Main.storyboard を編集します
ViewController に 1 つ View を配置し Class に「YouTubePlayerView」を設定し Module に「YouTubePlayer」を設定しましょう
Constraints は適当に設定してください
IBOutlet で .swift ファイルに接続する
設置した YouTubePlayerView を Control + ドラッグで .swift ファイル上に接続しましょう
.swift ファイルには import が必要なので以下を追記します
import YouTubePlayer
うまく接続できると以下の変数が自動で追加になります
@IBOutlet weak var player: YouTubePlayerView!
こんな感じになれば OK です
YouTube の動画を再生するロジックを追記すうる
.swift ファイル側で追加した View を制御して動画を再生してみましょう
といっても以下の 1 行を追加するだけです
player.loadVideoID("1rlB8HSuWks")
今回は viewDidLoad 内でコールしています
ここで指定している ID は動画にアクセスしたときに URL に含まれる watch?v=1rlB8HSuWks
の部分です
動作確認
あとは実行するだけです
シミュレータでも動作します
再生、停止はもちろん早送りや早戻し、全画面表示も対応しています
最後に
Swift3 で YouTubePlayer を使って YouTube の動画を再生してみました
今回試したシミュレータの iOS のバージョンが 10.3.1 だったので iOS11 でも動作するかは不明です
Github で公開されているコードは一応メンテされているっぽいですが今後も続くかは不明です
おそらく内部的には AVFoundation の AVPlayer などを使っていると思うので自分でやろうと思えば同じことはできますが結構簡単に使えるので、今後もエンハンスしてほしいなと思います
すでに Swft3 の環境でビルドすると YouTubePlayer のライブラリの警告が 10 個ほど出るので心配な気もしますが、、、
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