概要
phpMyAdmin の代わりになるものがないか探していたところ ILLA Builder というツールを見つけたので試してみました
テーブルのデータをグリッドに表示するところまでやってみました
環境
- Ubuntu 18.04
- docker 19.03.13
- ILLA Builder 4.2
起動
- mkdir -p ~/illa/database
- mkdir -p ~/illa/drive
-
docker run -d --name illa-builder -v $(pwd)/illa/database:/opt/illa/database -v $(pwd)/illa/drive:/opt/illa/drive -p 2022:2022 illasoft/illa-builder:latest
localhost:2022 にアクセスするとログイン画面が表示されるのでとりあえずデフォルトの root/password でログインしましょう
新規アプリの作成
右上の「Create new」から作成します
リソースを追加する
MySQL をリソースとして追加します
Action List から New -> Create from resource を選択します
リソースのタイプを選択します
今回は MySQL を選択します
接続先 MySQL の情報を入力しましょう
入力できたら Save Resource します
グリッドを追加する
右ペインにある Data grid をドラッグアンドドロップして中央に配置します
データはダミーなので表示されているデータはまだ MySQL のデータではありません
アクションを追加する
追加リソースに対してすでにアクションがあるのでそれを使います
アクションをクリックすると SQL を入力することができるので適当なテーブルの一覧を取得する SQL を入力します
そして Save してアクションを保存します
アクションの名前は適宜変更してください
グリッドとアクションを紐付ける
グリッドを選択し Data source から先程追加したアクションを選択します
そしてアクションの Run をクリックするとグリッドにデータの一覧が表示されます
PrimaryKey の設定
データがうまく表示されない場合は Primary Key を正しく設定しましょう
Primary Key を設定するとソーティングなども行えます
紹介した機能はほんの一部なので他にもいろいろなアクションと UI コンポーネントを紐付けることができます
任意のスクリプトを実行することも可能です
最後に
ILLA Builder を試してみました
イメージとしては Redash のような BI ツールに近いのかなと思います
最近ではこのようなツールをローコード開発ツールと呼ぶようです
普通に MySQL の Web クライアントととしても十分に使えそうです
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