2021年10月16日土曜日

Raspberry Pi Imager を使ってラズパイ用の OS を microSD カードに書き込む方法

Raspberry Pi Imager を使ってラズパイ用の OS を microSD カードに書き込む方法

概要

昔は img ファイルをダウンロードして dd コマンドで SD カードに書き込んでいましたが最近では Imager 経由で簡単に SD カードに書き込めるようです

この段階から OS の設定もいくつかできるので初期設定も Imager に任せることができます

今回はインストール方法を実際の書き込み方法を紹介します

環境

  • macOS 11.6
  • Raspberry Pi Imager 1.6.2

ダウンロード

ここからダウンロードします

imager_1.6.2.dmg というファイルがダウンロードできました

インストール

ダウンロードできた dmg ファイルをダブルクリックし展開しましょう
あとは app ファイルを Applications フォルダ配下に移動するだけで OK です

起動

アプリケーション配下にある「Raspberry Pi Imager.app」を開きます

初回起動の場合は以下のような警告が表示されますが「開く」を押して続けます

Raspberry Pi Imager が起動すれば成功です

SDカードの接続

Mac に SD カードを接続します
自分は microSD -> SDカードの変換を使って接続しました

書き込み先の選択

「CHOOSE STORAGE」から接続した SD カードを選択します

書き込みOSの選択

次に「CHOOSE OS」から書き込む OS を選択します
今回は「Raspberry Pi OS (32-bit)」を選択します

まだフォーマットされていない場合は先に Erase を選択してフォーマットしてもいいかもしれません

オプションの設定

画面にはないのですがいろいろとオプションを設定できます 「Cmd + Shift + x」を入力しましょう

すると以下のようなダイアログが表示されるので好きなオプションを設定していきます

自分は以下を設定するようにしています

  • Enable SSH
  • Configure wifi
  • Set locale settings

ちなみにここで設定した項目は保存することもできるので別の SD カードでも同じ設定を使い回すことができます

書き込み

あとは「Write」で書き込みします
管理者権限のダイアログが表示される場合はパスワードを入力して権限を与えましょう

あとは書き込みが終わるまで待ちます

SD カードの書き込み速度にもよりますがだいたい 20 分ほどで完了すると思います

動作確認

あとは Raspberry Pi に SD カードを挿して起動すれば OK です

ちゃんとオプションで設定した通りに初期化されていることを確認しましょう

最後に

Wifi など起動後に設定する場合はモニタが必要であったりキーボードやマウスの接続が必要だったのですが Imager を使うとその辺りの設定を書き込み時に行えるので起動後は SSH すればいきなり使えるようになっているのはかなり嬉しい点かなと思います

ただ Bluetooth 関連の設定はできなかったのが残念です
Bluetooth キーボードの自動接続などもこの段階でできると更にうれしいかなと思いました

自分で SD カードに直接設定ファイルを配置する方法もあるようですが今回は省略します

参考サイト

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