概要
昔は img ファイルをダウンロードして dd コマンドで SD カードに書き込んでいましたが最近では Imager 経由で簡単に SD カードに書き込めるようです
この段階から OS の設定もいくつかできるので初期設定も Imager に任せることができます
今回はインストール方法を実際の書き込み方法を紹介します
環境
- macOS 11.6
- Raspberry Pi Imager 1.6.2
ダウンロード
ここからダウンロードします
imager_1.6.2.dmg というファイルがダウンロードできました
インストール
ダウンロードできた dmg ファイルをダブルクリックし展開しましょう
あとは app ファイルを Applications フォルダ配下に移動するだけで OK です
起動
アプリケーション配下にある「Raspberry Pi Imager.app」を開きます
初回起動の場合は以下のような警告が表示されますが「開く」を押して続けます
Raspberry Pi Imager が起動すれば成功です
SDカードの接続
Mac に SD カードを接続します
自分は microSD -> SDカードの変換を使って接続しました
書き込み先の選択
「CHOOSE STORAGE」から接続した SD カードを選択します
書き込みOSの選択
次に「CHOOSE OS」から書き込む OS を選択します
今回は「Raspberry Pi OS (32-bit)」を選択します
まだフォーマットされていない場合は先に Erase を選択してフォーマットしてもいいかもしれません
オプションの設定
画面にはないのですがいろいろとオプションを設定できます 「Cmd + Shift + x」を入力しましょう
すると以下のようなダイアログが表示されるので好きなオプションを設定していきます
自分は以下を設定するようにしています
- Enable SSH
- Configure wifi
- Set locale settings
ちなみにここで設定した項目は保存することもできるので別の SD カードでも同じ設定を使い回すことができます
書き込み
あとは「Write」で書き込みします
管理者権限のダイアログが表示される場合はパスワードを入力して権限を与えましょう
あとは書き込みが終わるまで待ちます
SD カードの書き込み速度にもよりますがだいたい 20 分ほどで完了すると思います
動作確認
あとは Raspberry Pi に SD カードを挿して起動すれば OK です
ちゃんとオプションで設定した通りに初期化されていることを確認しましょう
最後に
Wifi など起動後に設定する場合はモニタが必要であったりキーボードやマウスの接続が必要だったのですが Imager を使うとその辺りの設定を書き込み時に行えるので起動後は SSH すればいきなり使えるようになっているのはかなり嬉しい点かなと思います
ただ Bluetooth 関連の設定はできなかったのが残念です
Bluetooth キーボードの自動接続などもこの段階でできると更にうれしいかなと思いました
自分で SD カードに直接設定ファイルを配置する方法もあるようですが今回は省略します
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