2019年7月22日月曜日

localhost で Gitlab を試してみた

概要

docker のイメージが公開されているのでそれを使えば簡単に localhost でも試せます
今回は macOS 上で立ち上げてリポジトリを作成して git push するところまで試してみました

環境

  • macOS 10.14.5
  • docker 18.09.2
  • Gitlab-ce 12.0.3

Gitlab を起動する

docker コマンド一発で立ち上がります

  • docker run -d -h gitlab.example.com -p 443:443 -p 80:80 -p 22:22 --name gitlab -v $(pwd)/gitlab/config:/etc/gitlab -v $(pwd)/gitlab/logs:/var/log/gitlab -v $(pwd)/gitlab/data:/var/opt/gitlab gitlab/gitlab-ce:latest

起動すると chef でプロビジョニングが走るので起動までに少し時間がかかります
今回はドメインがないので基本は 80 ポート + IP アドレスを使いますがドメインがあれば -h でホスト名を指定してドメイン + SSL でアクセスできます

  • docker logs --tail 1 gitlab

Prometheus のメトリックを取得しているログが流れ始めれば起動完了です

[2019-07-22 03:41:18] 127.0.0.1 - - [22/Jul/2019:03:41:18 UTC] "GET /metrics HTTP/1.1" 200 775 "-" "Prometheus/2.8.1"

localhost または IP アドレスにアクセスすると新規アカウントを作成する画面になっていると思います

アカウント作成

root ユーザのパスワードを設定する画面になるのでそのまま素直に設定しましょう
設定後 root ユーザでログインできることを確認しましょう

プロジェクト (リポジトリ) 作成

ログインが完了するといろいろと作成する画面になります
とりあえず「Create a project」でプロジェクトを作成しましょう
また Gitlab はプロジェクト名=リポジトリ名になります

今回は「test」という名前のプロジェクトにしました

ユーザ名の下にプロジェクトが作成されるので http://localhost/root/test という URL でアクセスすることになります

push してみる

適当にディレクトリとファイルを作成して作成したプロジェクトに push してみましょう

  • mkdir test
  • cd test
  • git init
  • git remote add origin http://localhost/root/test.git
  • git config user.name "Administrator"
  • git config user.email "admin@example.com"
  • echo '# test' > README.md
  • git add .
  • git commit -m "first commit"
  • git push -u origin mater

push すると root ユーザの ID/PW が聞かれるので先程設定したパスワードを入力しましょう
成功するとプロジェクトにちゃんとファイルが追加されているのが確認できます

最後に

localhost で Gitlab を立ち上げる方法を紹介しました
docker コマンド一つで立ち上げることができるので適当に検証したいときに気軽にできると思います
せっかくなので CI や Container Registry も試してみたいと思います

参考サイト

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